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【ちょっといい話】新型コロナウイルス騒動の中、道理を通して報われた話

当ブログには、漫画・映画の紹介記事が多いですが、時事ネタも多い。

そして、当ブログの時事ネタ記事は、多くの場合「裏読み」や「批判的」な視点のものが多い。これは「視点を変えることで、忘れていたものが見えてくる」という考えの下、意図的にやっていることです。この姿勢を理解してくださる読者様が多く、筆者としては有難い想いでいっぱい。

 

ですが、そういう批判的視点ばっかりでも味気無い為、本日はホッコリ指数高めの時事ネタをご紹介したいと考えます。

肩の力を抜いて、読んで頂ければ幸いです。

 

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では本題に。

 

この話は、今年の初夏、アメリカ・カリフォルニア州のサンディエゴで起きたものです。

 

サンディエゴは、アメリカ西海岸にある有名な都市。

カリフォルニア州では、ロサンゼルスに次ぐ人口を持つ大都市であり、温暖でにぎやかな街として知られています。

 

このサンディエゴにある、某コーヒーショップにて、ちょっとした騒ぎがありました。

そのネタ元は、新型コロナウイルス騒動」です。

f:id:tenamaka26:20200723123520p:plain

(イメージ画像 http://www.ashinari.com/2014/10/06-390987.php?category=173

 

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読者様もご存じの通り、今のアメリカでは、新型コロナウイルスが猛威を振るっています。「日本以上の、厳格な疾病対策」が敷かれた地域も多い。

サンディエゴも同じ傾向であり、「公共の場では、マスク等で口元をカバーしてください」という要請が出ています。

 

そんなサンディエゴのコーヒーショップに、とある女性客が「マスク無しの状態」で入店してきました。

先述の通り、サンディエゴでは、公共の場所でのマスク着用が半ば義務付けられています。コーヒーショップも「公共の場所」として扱われる為、店員が女性客に注意しました。「マスクを着用してください」と。

 

しかし、その女性客は「マスク着用?嫌だ」と、頑なに拒否。店員が何を言っても、応じてくれません。

仕方がないので、店員さんはこう続けます。
「当店では、マスク着用に応じて頂けない方の注文は受けられない…というルールになっています」

 

この言葉に、女性客はブチギレ。物凄い剣幕で店員さんを罵倒し、その姿を画像撮影。ショップの運営に送り付けると騒ぎ立てました。

同様に、店員さんの画像を、コメント付きで自分のフェイスブックに掲載。コメントの内容は、こんな感じ。
「マスクを付けない程度で、この店員は注文を受け付けない! 最低! 次の機会に注文拒否したら、警察を呼んでやる!」

 

この女性客は、いわゆる「クレーマー体質」だった模様です。

 

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この騒ぎで、店員さんはもとより、コーヒーショップも変な目で見られる。

…こんな懸念が湧いてきそうですが、実際は違いました。

 

この店員さん、この騒ぎが元で、大金を手にしたのです。

 

なぜ大金を手にしたのか?

アメリカの有名新聞「ワシントン・ポスト」が、詳細を述べています。

原文は英語の為、筆者の意訳を交えて、日本語で紹介させて頂きます。

(出典:https://www.washingtonpost.com/lifestyle/2020/06/26/facebook-she-denounced-starbucks-worker-who-asked-her-wear-mask-it-backfired-he-got-26000-tips/

 

 

ブチギレ女性が、自分のFBに「店員さんの画像と罵倒コメント」を掲載したところ、10万件単位の反響がありました。

が、その内容は「女性を非難するもの」「店員さんを擁護するもの」ばかり。クレーマー女性は、ネットでフルボッコになったのです。

女性の行動は明らかにルール違反であるし、マナー違反でもあります。非難を受けて当然。

 

そこで話は終わりません。

この店員さんを気の毒に思った有志が、「店員さんは仕事しただけ。この人にチップをあげよう」と言い出し、ネット上で募金を集めることに。

募金を呼び掛けた人は、「まぁ、集まっても10万円くらいだろうな」と考えていたのですが、あれよあれよという間に約600万円にまで至りました。

この話を聞いた店員さんは、驚き・喜び・感激しました。店員さんもFBに動画を投稿。騒ぎの内容を説明し、自分の為に動いてくれた人々に御礼を述べたとのこと。

 

この店員さんの夢は、「ダンスの世界で活躍すること」だそうで。集まったお金は、店員さんの夢を叶える為に使われる模様です。

 

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ウイルス騒動で、世界中が殺伐としている昨今。

やったもん勝ちとして、炎上商法に精を出す人々。

「責任は私にある」と言うだけで終わり、全く改善しない権力者。

…世の中、何かおかしなことになっています。

 

そんな中で、サンディエゴの話は「一服の清涼剤」として、人々の心に響きます。

「真面目な者が報われた」という、いい話ですから。

 

世の中、まだ捨てたモンじゃないですね。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

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