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【災害の話】頭が固く、理解能力最低の人間であっても、死んでいいワケじゃない

先日から、九州地方を中心に豪雨が続いています。

雨の激しかった地域では、河川が氾濫。周辺に甚大な被害をもたらしています。

運悪く被害に遭われた方には、心よりお見舞い申し上げます。

mainichi.jp(2020/7/7)

 

豪雨の中心は、九州から中部地方に移動している模様。

本日朝には、岐阜県などに「大雨特別警報」が発令されました。

特別警報が解除された後でも、付近の方は厳重な警戒を続けてください。

www3.nhk.or.jp(2020/7/8)

 

今は九州と中部を中心に警戒警報が出ていますが、今後の動きは分かりません。

いつ・何処の状況が急激に変わるか、完全には分からないのです。その為、いつ警報が発せられても対応できる様に、普段から準備しておくことが重要です。

予報によっては、「7月10日くらいまでは、豪雨に警戒すべき」と報じているものもアリ。

tenki.jp(2020/7/8)

 

どこで・どれだけの豪雨が発生するか?

個別具体的なことは、なかなか分かりません。

その為、「ウチも災害に巻き込まれる」という前提で行動した方がいい。「念入りに準備したが、何も災害は起きず、空振りでだった」でもいい。その心構えが、いつか本当に自らの命を守ります。

災害は、忘れた頃にやってくる。

 

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しかし、この「ウチも災害に巻き込まれる」という心構えを持とうとしない方もいます。

この手の話によく出てくるのは「お年寄り」ですが、実は老若男女に関係ありません。若い人でも、「災害?んなモンあるわけねぇよ」と舐めてかかる人はいます。そういう考えでいた為に、助からなかった命もあります。

 

中でも特に問題なのは、「今まで災害が発生したことがないから、これからも発生しない」という、根拠の曖昧な思い込みです。

これが最も厄介で、危険な考えです。早急に改める必要があります。

 

www.nishinippon.co.jp(2020/7/7)

もはや、浸水想定区域や土砂災害警戒区域に住んでいる人は、雨の降り方や川の増水の様子を見て、避難するかどうか判断していては遅い。

そう割り切って、空振り覚悟で早めの行動が不可欠だ。

 

大混乱のさなかにある熊本南部、昨夏洪水に襲われた佐賀県、九州豪雨から3年の節目を迎えた福岡南部に限らず、どの地域でも同等の注意が必要だ。

近年の大雨でも近くの小川は氾濫しなかった、裏山が崩れることはなかった、そんな経験則は通用しない状況だ。

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/623672/より。改行・強調等は筆者)

 

「今までも大丈夫だったから、これからも大丈夫」という考えは、悲しいかな「人生経験豊富な方ほど持ち易い思考回路」です。

経験豊富イコール優秀…というワケではありません。害悪になる場合も多々あり。

災害時には、そういう害悪が顕在化し易い。

 

妙な思い込みは止め、「ビビり過ぎと言われる状況が、ちょうどよい」と考えた方が、助かる確率は上がります。

ツイッター等で、「理解力が低く、頭の固い愚者は、死んで当然」と罵る方もいますが、筆者はそう考えない。後で反省して、改心すればいいのです。

反省は、生き残らないとできません。

 

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人間が自然災害と正面から戦っても、まず負ける。勝つ為には、長い時間と労力をかけた準備が必要です。

大規模な水害や土砂崩れの発生は、「自然が、人間の準備を破壊した」という証拠。そうなると、もう逃げるしかない。

が、大規模災害発生後に逃げるとなれば、手遅れであることの方が多い。逃げるなら、出来るだけ早い段階で。スピードが命です。

 

仮に雨が止んでも、時間差で発生する鉄砲水や土砂崩れは、数多あります。

役所や報道機関など、信用できる情報源から「そろそろ大丈夫」という情報が出るまでは、気を抜かずにいた方がいい。

 

 

先ずは、身の安全を考えること。その後で、反省なり改善なりに動けばいい。

相手は大規模自然災害です。人間が考える損得勘定など無意味。「命が助かれば御の字」くらいに考え、少々不格好でも早めに避難する方がいい。

生きてこそ、次の光が見えてくるのです。

 

 

皆様、身の安全にはくれぐれもご注意ください。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

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