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【マンガの話】ガチネガティブなパチンコ漫画

本日は、とある漫画家さんの話をば。

その方の名前は、「鴻池剛(こうのいけ・つよし)」先生です。

 

鴻池先生は、主にネットで活躍されている方。

自ら運営しているページ「ウッドブック」を始め、ツイッター界隈でも作品を発表されています。

woodbook.xyz(2020/6/22閲覧)

 

鴻池先生の作品の中で、最も有名だと思われるのは、『猫のぽんた』シリーズでしょう。

鴻池先生は、猫の飼い主さんです。その愛猫との暮らしを、シュールな目線で描いたのが『猫のぽんた』シリーズ。
猫の気まぐれに翻弄される「猫あるある」を、少し毒のある切り口で描いた作品で、読めば「ニヤリ」としてしまう漫画です。

鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!(提供:Amazon)

(著:鴻池剛/KADOKAWA)

 

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この「毒のある作風」は、鴻池先生の持ち味です。その持ち味をいかんなく発揮した、とあるネット漫画が存在します。

このネット漫画。筆者が調査した範囲では…恐らく、単行本にもなっていない。『猫のぽんた』に比べれば、マイナーな扱いで止まっている作品です。

しかし、かなりの「鴻池風味強め(毒満載)」な作風で、面白い。ご存じない方は、この機会に是非読んで頂きたいですね。

その作品のタイトルは、『つよパチ』です。

pachiseven.jp(2020/6/22閲覧)

 

『つよパチ』は、パチンコ情報サイト「パチ7」の中で連載されていたネット漫画です。連載期間は、2014~2015年。既に完結済みで、話数は40話ほど。

ひとつの話につき、コミックス換算で3~4ページ程度の分量。気軽にサクッと読めます。

が、その「サックリ感」の中に、ボディーブローの様に効く毒が撒かれていて、ついついニヤリとしてしまいます。

 

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『つよパチ』は、「パチンコ情報サイトの中にあって、パチンコをひたすらDisる」という作品。

この作風、かなり変わっています。「自虐」と「ガチ批判」の境目ギリギリでネタを描いている感が強すぎて、本物のパチンコファンに怒られそうな作風。

例えてみれば、「アイドル情報誌にて、A〇B系列タレントの悪口を言いまくり、かなり本気でコキ下ろす」というものに近い。

 

「パチ7」の編集部さんは、よく連載を許したな…と(変な意味で)感心します。

 

が、よくよくページを見ると、いくつか消去された話がある模様。話数が飛び飛びになっている部分があり、「あ、この話は消されたな」と分かります。恐らく、後で怒られ・削除に追い込まれたのでしょう。

まぁ、そもそも「パチンコ情報サイトで、パチンコをガチでDisる」ということ自体、怒られても全く不思議はありませんが…。

 

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では、「どの程度の酷さで、パチンコをDisっているのか?」について、具体例を少々述べていきます。

 

先ずは、鴻池先生の著者プロフィールから。

パチンコ屋でのアルバイト時代、死んだ魚のような目でパチンコを打ち続ける客を見て「自分は絶対にパチンコには手を出さない」と心に決めたものの、友人の誘惑に負けてパチンコデビュー。5日で20万負け、もう2度とパチンコは打たないと決意するが、今回も破格のギャラを提示され、またも誘惑に打ち勝てずにパチンコへ手を出す。

https://pachiseven.jp/articles/list_article/20/page:4

 

パチンコの客を見て「死んだ魚の目をしている」と評するあたり…かなりのチャレンジャーですね。怒られそう。

ただ、鴻池先生もパチンカーやりながら『つよパチ』を描いていた為、まだ自虐の範疇なのかも知れません。同作品内には、もっと危険な描写が多々あります。例えば、以下の様なものが。

 

◆大当たりが続く(連チャン)という展開は、一言「当たりました」と書くだけ。
いかに外れまくった・大損こいたかについては、入念かつ事細かに描く。

◆「どうせ当たらない。パチンコやりたくない」として、連載を休んだことがある。

◆「パチンコをやればやるほど、ストレスが溜まる」と明言。

◆パチンコの年間収支表を作って、ドン引きする。

 

どれもこれも、パチンコを否定する内容にしか見えない。

これでよく40回近くも連載できたな…と、ただただ驚くばかり。

 

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上記のノリを曲げることなく、最後まで嫌々ながら連載を続けていた鴻池先生。

凄い人だな…と、素直にそう思います。

 

それはそうと、最近の鴻池先生は、どんな作品を描いていらっしゃるのでしょうか?

今年の3月頃から、ちょっと音沙汰が無い気が…。

ツイッターに飼い猫の画像をアップされてから、ネット上の動きがよく分からない。

 

まぁ、プロフィールを見る限り専業漫画家さんではない様子ですし、本業の方が忙しいのでしょう。

いちファンとしては、気長に『猫のぽんた』の続きを待つばかりです。

 

 

-----------------(記事了)-----------------

 

 

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