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【映画の話】「おそロシア」要素強めの、某SF映画

本日は、ちょっと変わったSF映画をご紹介します。

作品のタイトルは、『アトラクション 制圧』です。

アトラクション 制圧(吹替版)(提供:Amazon)

 

『アトラクション 制圧』は、2017年の作品。

上記パッケージ画像を見て頂ければお分かりになるでしょうが、どう見ても「SF作品」です。

炎に包まれ、ビルをなぎ倒して移動している様な、黒くて丸い何か。
その周囲を飛ぶヘリコプター。
異様な光景を目にする群衆。

どう見ても、コテコテの「SFパニック映画」が好みそうなパッケージ配置ですね。

 

…まぁ、実際その通りの内容ですから、上記画像は「ど真ん中直球のパッケージ」なんですが。

 

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この『アトラクション 制圧』という作品。冒頭で「変わった映画だ」と述べました。

そう申し上げる理由は、「この作品は、ロシア映画だ」というものです。その為、原題はロシア語で「Притяжение」となっています。

 

「どの国の映画を見ますか?」と問われて、どういう答えを返すか。

筆者に限らず、大多数の日本人が「アメリカ」と「日本」を筆頭に挙げるでしょう。
次点で「イギリス」「フランス」「イタリア」「韓国」「香港」等の作品。
ややコアな方は、「インド」「香港映画を除いた中国」等を挙げるのではないかと考えます。

 

そんな風潮の中で「ロシア映画」を鑑賞するというのは、なかなかに興味深い体験です。ロシア贔屓の方に怒られるかも知れませんが、「珍味」を味わう感覚に近い。

異星人との遭遇とか、凝ったCGとか、欧米作品を強く意識しつつも、どこか異質な味がする。『アトラクション 制圧』は、そんな独特のクセがある作品です。

 

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『アトラクション 制圧』の粗筋を、ネタバレにならない程度で説明すると、以下の様なものになります。

 

 

▼物語の舞台は、現代のロシア。

 

▼ある日のこと。「異星文明のものと思われる巨大な物体」が、地球に飛来。どうやら、宇宙船らしい。

▼異常を察知したロシア軍は、すぐさま出動。戦闘機が迎撃行動に入る。

▼ロシア戦闘機が、巨大物体に向かって先制攻撃。対空ミサイルを発射し、見事命中。宇宙船はダメージを負った。が、同時にロシア軍機も「原因不明の制御不能状態」に陥り墜落。乗員は脱出する。
(恐らく、宇宙船から何らかの影響を受け、コントロール系を破壊されたと思われる)

 

▼ダメージを負った宇宙船は、ロシアの首都・モスクワへと墜落。

▼群衆が見守る中、ビルが密集する地域へ不時着を試みた宇宙船。炎と煙を出しながらビルを薙ぎ倒し、大勢の人間の上に瓦礫を撒き散らしながらも、何とか着陸した。

▼着陸後、すぐさま戒厳令が敷かれた。軍が展開し、宇宙船を包囲する。が、どうも宇宙船から何か出てきそうな気配がない。

▼相手は、ロシア戦闘機から攻撃を受けたのである。「反撃の為、大量の兵器が出てくる」という行動があっても不思議ではないのだが、そういった動きはない。

▼その様子を見たロシア側は、殲滅行動に出るという過激な動きは控え、観察や交渉といったソフトな動きに舵を切り始めた。

 

▼一方、破壊された街へ戻ってきたロシア市民がいた。彼らは、宇宙船騒ぎで避難していたのだが、家に残した物が心配になってコッソリ戻ってきたのだ。

▼そこで偶然、異星人の偵察部隊と思しき者に遭遇。ここから運命の歯車は大きく動き出すのだが…。

 

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『アトラクション 制圧』の内容を、筆者なりに表現すれば、

◆特殊効果・CGは本格的。A級映画に匹敵する。

◆内容がてんこ盛り&欲張り過ぎて、展開はB級。

こんな感じですね。

SFバトル・ファーストコンタクト・パニック・ラブロマンス…等々、欲張りセット状態の内容で、忙しい展開になっています。

まぁ、これはハリウッド映画の中にもありがちな光景ですから、さほど驚くものではないでしょう。

 

劇中で最も目を引いたのは、「最も強力な勢力は、宇宙船側でもなく、ロシア軍でもなく、暴動を起こした民衆だったというもの。

ハリウッド映画では、「特殊な力を持ったヒーローが、相手に立ち向かう」という展開が多いですが、『アトラクション 制圧』は違いますね。

素手では絶対に勝てないであろう異星生命体に対し、棍棒や投石で襲い掛かる民衆。ガチで「おそロシア」と言ってしまう光景です。

ただ、最も恐ろしいのは、人間の嫉妬心であり…。

 

 

と、これ以上は強烈なネタバレになってしまうので、ちょっとストップ。

気になる方は、是非本編をご覧ください。

人によっては、癖になる味かも?

 

 

-----------------(記事了)-----------------

 

 

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