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【麻雀賭博の話】このままだと、日本が「麻雀賭博大国」になる

先日報じられた、「検察幹部の黒川弘務検事長が、麻雀賭博をやっていた」という話。

当ブログでも、この話題に触れました。

結構反響が大きく、「ああ、皆さん怒っているんだな」という感じが伝わってきましたね。

www.makaranbox.com

 

検察幹部が、賭博をやっていた。

黒川氏本人が認め、森法務大臣も認め、ニュース内容は真実だと確認されました。

直後、黒川氏は辞任。懲戒免職などではない為、数千万単位の退職金を貰って消えました。

この話が追加燃料となり、怒る人が多数発生。

 

それはそうです。

検察幹部といえば、刑事裁判で犯人を問い詰める側です。その幹部が、明らかに賭博罪の容疑者であるのに、懲戒処分なしで退職金を貰えば…反発が起きて当然。

今現在、捜査対象にもなっていない模様ですし。

 

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この状況を逆に考えれば、

「黒川氏と同じ状況で、麻雀賭博をやったとしても、捜査対象者にも犯罪者にもならない」

ということになりますね。

日本は法治国家であり、同じ様な状況であれば・同じ様な判断が出るというのが大前提です。意味不明な差別的扱いはできません。

法律のプロである検察官、しかも幹部職員が「こういう状況で麻雀賭博やっても、捜査されない」と身をもって示している状況である為、その辺の素人が言うのに比べて説得力が段違い。

 

これを受けて、とあるツイッターユーザーが「麻雀賭博大会」の開催を呼びかける事態になり、変な騒ぎになっています。

twipla.jp(2020/5/29閲覧)

 

上記ページを見るに、具体的な日時や場所が決定しているワケではない為、恐らくは「強烈な皮肉」ではないかと考えます。

仮に開催できたとすれば、「黒川氏の賭博と同じ部分に関しては、捜査されることはない」となってしまいますね。

しかし、開催場所が「検察庁の前」となっています。不法侵入とか道路交通法違反などの容疑で捜査対象になる恐れはあります。

 

筆者としては、「ネタの段階」で止めておくことをオススメします。

 

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ちなみに、「麻雀をやったことのない方」にも分かり易く伝わる様に、黒川賭博麻雀のポイントを説明しましょう。

分かり易さを重視する為、多少粗雑な説明になってしまう部分もありますが、そこはお許しください。

 

麻雀は、一般的に4人でプレイするゲームです。

「牌(はい or パイ)」と呼ばれる「数字や文字が彫られた・小さなブロックみたいな駒」を使って遊びます。

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 (上画像:一般的な麻雀の牌)

 

この牌を使って、決められた組み合わせを作ります。この組み合わせのことを、「役(やく)」といいます。

役には、それぞれ決まった得点があります。
最も作るのが簡単な役は、1000点くらい。
逆に、最も作るのが難しい役は、48000点くらい。

「この役を、他のプレイヤーよりも早く作ること」が、麻雀の目的であり醍醐味です。トランプのポーカーと似ていますね。

 

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先ほども書きましたが、麻雀のプレイヤーは、普通4人です。

各プレイヤーは、それぞれ持ち点が平等に配られた状態(約30000点)からゲームをスタートします。

この点数のヤリトリで、勝敗が決まります。

 

麻雀は、「役を作る」ということが目的のゲーム。

この役を、誰よりも早く作り上げた人が、その場の勝者となります。

勝者は、出来上がった役の点数を、他プレイヤーから奪い取ります。そうやってプレイヤーの持ち点が増減します。

点数の受け渡しが終わったら、牌をまたかき混ぜて並べ、イチから役を組み直します。

これを何度か繰り返し、最終的に手元にある点数で1~4位が決まります。

 

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黒川賭博麻雀では、掛け率は「テンピン」とされていました。

これは、「持ち点1000点につき、100円を授受する」というレートです。

 

各プレイヤーの持ち点は、約30000点。これが全て無くなれば、3000円(さんぜんえん)の負けとなります。

逆に、この得点を全て奪えば、3000円の儲けになります。

 

勝負がつき、1~4位が決まり、何千円かのヤリトリを済ませたら、また持ち点を平等に配られた状態(各自が約30000点)に戻して次のゲームをスタートします。

その勝負がついて、また何千円かのヤリトリを済ませたら、もう一度持ち点を平等に配り直して次の勝負に…となります。

この流れを繰り返していれば、テンピンといえども、一晩に数万円の金銭が動くことになりますね。

「立派な賭博罪」にしか見えません。

 

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しかし、現状は黒川賭博麻雀に捜査は入らず、法務大臣も厳しく対応せず、有耶無耶で止まっています。

この状態を見て、「あ、テンピンなら、麻雀賭博やってもいいのね」と思われるのも無理はありません。

いや、「思われて当然」という深刻な状況だと考えます。

 

何せ、取り締まる側のトップクラスが、堂々と賭博行為を認めたのですから。

最も法律を守らなくてはならない側が、「この程度の賭博は問題ない」と言った様なもの。マネする人が増えて当然。

そして、レートは上がっていくでしょう。賭け事は、過激になっていくものですから。

 

このままだと、日本は「麻雀賭博大国への道」を一直線です。

IR関連法でカジノができる前に、賭博場の開設を許してしまったのと同じ。

そういうカオスな状況にさせない為には、黒川氏への捜査が必要でしょう。

検察の正しいプライドを信じたいものです。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

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