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【黒川弘務検事長の話】どう見ても真っ黒。また「上級国民騒動」に発展するのか?

昨日、強烈なスキャンダルが報じられました。

その内容は、「検察幹部の黒川弘務検事長に、犯罪の疑いアリ」という話です。

いや、疑いというか…現状を見るに、「ほぼ確定」と言えるでしょう。

bunshun.jp(2020/5/20)

東京高検検事長の黒川弘務氏(63)が、産経新聞社会部記者や朝日新聞の元検察担当記者らと賭けマージャンをしていたことが、「週刊文春」の取材で判明した。

 

4人が集まったのは5月1日。小池百合子都知事が「ステイホーム週間」と位置付け不要不急の外出自粛を要請、また安倍晋三首相も「人との接触8割減」を強く求めていた緊急事態宣言下でのことだ。

夜7時半頃に産経新聞A記者の自宅マンションに集合すると、午前2時近くまでマージャンは続いた。
マージャンを終えた黒川氏は、産経新聞の用意したハイヤーで帰宅した。

また、5月13日にも同様に黒川氏はA記者宅に向かい、深夜までマージャンをしていた。

 

産経関係者の証言によれば、黒川氏は昔から、複数のメディアの記者と賭けマージャンに興じており、最近も続けていたという。

その際には各社がハイヤーを用意するのが通例だった。

https://bunshun.jp/articles/-/37926より。改行・強調等は筆者によるもの。以下同)

 

www3.nhk.or.jp(2020/5/21)

東京高等検察庁の黒川弘務検事長が緊急事態宣言が出されている中で、賭けマージャンをしていた問題で、森法務大臣は、黒川検事長の辞表を受理したことを明らかにしました。

黒川氏の辞任は、22日の閣議で正式に認められる予定です。

 

東京高等検察庁の黒川弘務検事長が緊急事態宣言が出されている中で、賭けマージャンをしていた問題をめぐり、森法務大臣は21日夕方、総理大臣官邸で安倍総理大臣と会談しました。

このあと森大臣は記者団に対し

「黒川検事長は、東京高等検察庁検事長という立場にありながら、緊急事態宣言下の今月1日と13日の2回にわたり、報道機関関係者3名とマンションの1室で会合し、金銭を賭けたマージャンを行っていたことがわかった」

法務省の調査結果を安倍総理大臣に報告したことを明らかにしました。

 

そのうえで「この行為は誠に不適切と言うほかなく、極めて遺憾で、黒川検事長を、訓告の処分とした。先ほど黒川検事長から辞表が提出されたので、あすの閣議で承認をいただく予定だ」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200521/k10012439451000.html

 

新型コロナウイルス騒動による緊急事態宣言・自粛期間にも関わらず、マスコミ連中とコッソリ集まって、マージャンやっていたのは不適切」

法務大臣はこう述べた…と、上記記事に書いてあります。報道内容は、本当だった様子ですね。

 

しかし、問題の本質はそこではありません。

自粛期間中とか、マスコミとズブズブとか、そういうものが問題の中心ではありません。

「検察のトップクラスにいる者が、犯罪やってた」
「その犯罪を暴いたのは、民間の出版社であり、公的捜査機関ではない」

という点です。

犯罪を取り締まる側が、犯罪やっていたのです。最悪です。

 

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そもそも、金銭を賭ける行為は、「賭博罪」という犯罪。

マージャンだろうがトランプだろうが、1万円だろうが100万円だろうが、金銭を賭ける行為はアウトです。

 

刑法第185条近辺に、規定があります。

(賭博)

第百八十五条

賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=140AC0000000045#801

 

黒川氏の場合、「かなり前から、よく賭けマージャンやってた」という報道も出ています。

もしそれが事実だった場合は、より重い「常習賭博罪」になる恐れもあります。

第百八十六条

常習として賭博をした者は、三年以下の懲役に処する。

https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=140AC0000000045#804

 

 

過去には、賭けマージャンで逮捕された有名人もいます。

同じことをやったのであれば、黒川氏も同じ目に遭うハズ。それが「法の下の平等」です。

www.j-cast.com(2020/5/20)

 

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ここで黒川氏を特別扱いした場合、また「上級国民騒動」が発生します。

池袋暴走事件の犯人である飯塚被告。その再来になりますね。

 

とりあえず、「政府が何もせず、黙って依願退職させる」という行為はストップしなければなりません。

ちゃんと調べが済むまで、辞任は保留し、自宅待機で仕事から外す。辞任に伴って退職金等が出るのであれば、それも支払い凍結。場合によっては逮捕する。それが筋です。

 

黒川氏の場合は、安倍政権の後押しがあって今の地位にいる為、安倍政権の責任も大きい。

「適切な人事」「黒川氏の他に適任者がいない」と言ってゴリ押したのに、その者が犯罪者だった…というオチになる。そんな予感しかしません。

 

 

コロナ騒動でクソ忙しい時に、この醜態。

「検察のトップクラスが犯罪者」という疑い濃厚な話ですから、揉み消したり流したりは絶対NGです。

黒川氏や政権の追及は勿論、「どうやってこの情報が出てきたのか?」という点も含めて、明らかにすべき話です。

 

調査結果次第で、次の選挙の投票先を決める。そう思う人は多いでしょう。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

【参考書籍 書店リンク】

刑法(第3版)

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