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【コラム】「喧嘩するほど、仲がいい」という言葉が持つ、真の意味は?

「喧嘩するほど、仲がいい」

 

ことわざ・慣用句のカテゴリで、よく見聞きする言葉です。

人間関係に関する言葉ですが、特に恋愛関係や夫婦関係で多用するモノだと考えます。

変わったところでは、アニメ「トムとジェリー」OP歌詞の一節にもありますね。

「にわとり婆さん」「ふんだりけったり」「パパの教育」(提供:Amazon


なお、頑張って語源を辿ったのですが、「慣用句である」という所までしか辿り着けませんでした。出所が謎。

筆者の調査能力の無さに、我ながらガッカリ…。


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この「喧嘩するほど、仲がいい」という言葉の捉え方が、実に様々です。

ちょっと調べただけでも、

 

◆喧嘩ができるという事は、裏を返せば遠慮する必要がない、近しい関係であるということ。

◆人間関係のガス抜きとして、喧嘩している。従って、不満などが溜まらず、仲良くできる。

◆喧嘩しても繋がりが消えないという事は、ちょっとやそっとで切れない関係である。

 

…などなど。


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ただ、筆者の解釈は、上記とは違います。

 

「喧嘩するほど仲が良い」というのは、
「例え喧嘩をしたとしても、関係の修復方法を知っている」
ということ。

別の表現をすれば、
「仲直りの方法を互いに知っていて、なおかつ上手に実行できる関係」
ということ。

「喧嘩するほど、仲がいい」の真の意味は、こういうことなのではないか…と、筆者は考えます。

 

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人間は、一人で生きていくことが難しい生物です。

しかし、人間関係には必ず相容れない部分があり、そこが喧嘩の源になります。

程度を知らない喧嘩は、人間関係を壊すどころか、最悪の場合は命のやりとりに至る。かなり恐ろしいものです。

 

しかし、喧嘩を避けること「だけ」を考えて行動すれば、深い人間関係は築けない。

場合によっては、対立を避ける為に我慢し続け、鬱病の原因になったりすることも。

そういったネガティブな面を避けつつ、上手に喧嘩できる2人は、それなりのテクニックを持っているということ。理想的な人間関係ですね。

まぁ…なかなか築き上げるのが難しいでしょう。


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この「喧嘩するほど仲が良い」の類義語として筆者が挙げたいのは、「親しき仲にも礼儀あり」

相手に言っていいことと悪いことの境目は、どこなのか?
相手に尊敬できる面はあるか?
その辺を考えて行動できる人は、「仲良く喧嘩できる」という人間関係を構築できそうです。

逆に、相手に対する礼儀を欠けば、歳の差や出自などに関係なく、人間関係にヒビが入ります。「仲良く喧嘩できる」というのは、夢のまた夢。

 

大事なのは、相手に対する敬意。

それを失わなければ、喧嘩の後でも「相手の事情を考えて、喧嘩を振り返る」という作業が可能になります。

相手に対する敬意を欠けば、相手を一方的に悪者にして終わり。関係改善は不可能。

 

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「仲良く喧嘩できる相手」というのは、大変貴重であり、有益です。

なぜならば、「自分の行動を冷静に振り返り、至らない所は謝罪して、行動の改善に活かす機会を作れる」ということの助けになる人間関係であるから。

本当の意味で反省し、行動を改善するきっかけになるから。

 

いくつになっても、自分の非を認めることは難しいもの。

ただ、本当に立派な仕事をする為には、自らの非を認める能力が必要不可欠。

その能力を得る為に、「仲良く喧嘩する」ということの意味を考えたいものです。

 

 

-----------------(記事了)-----------------

 

 

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こじれた仲の処方箋

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