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【技術革新の話】接触への恐怖が、新生活をもたらすかも?

「有事には、新技術の発展や、爆発的な普及が起こり易い」

昔から言われていることです。

 

有事とは、「通常時とは違う異常事態」のこと。その典型例は戦争です。

命がかかった事態である為、コスト度外視&早急に成果を求める流れになりがち。

その結果「生活が一変する品物が生まれる」ということもよくあります。

 

有名なところでは、「電子レンジは、戦争用技術の副産物」という話がありますね。

あれ、元々は「戦闘時に敵を探知するレーダー」の研究から生まれたものです。

火を使わずにモノを温める…という、それまでには無かった新技術。この技術のおかげで、今日の食生活が大きく変わったといえます。

 

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現在の「新型コロナウイルス騒動」も、有事といえます。

それ故、新技術の開発や普及、新しい習慣が発生し易い状態です。

 

思い当たるところでは、日本国内で「テレワーク」が普及していますね。

以前からテレビ会議程度は可能でしたが、「新型コロナウイルス蔓延防止」というテーマが重視された為に、以前には見られなかった勢いで普及しています。

 

同様の理由で、宅配便の非対面受取も広がりつつあります。

要は、「今までは顧客に直接渡していた荷物を、宅配業者が顧客の家の玄関に一旦置いて、業者が離れた後で受け取ってもらう」という方法。

こうすることで、顧客と業者が直接接触しません。顔を合わせなければ、ウイルス感染の可能性は減少します。その効果を狙って、ジワリと広がっています。

 

また、「置き配」も重要視されています。

これは、「不在時に再配達するのではなく、客先に設置された宅配ボックス内に荷物を入れ、それをもって配達完了とする」という取り組みです。

元々は「再配達の手間で人手不足になってしまい、コストダウンの為に始めた」という取り組みですが、置き配でも「人と人との接触機会を減らせる」という効果がある為、注目されています。

 

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この様な「接触感染の危険性を減らす」という取り組みは、様々な方向から検討されていますが…。

またひとつ、新たなネタが盛り上がってきました。

それは「機械を操作する時に、全くボタンに触れずともよい操作法を考える」というもの。

いわゆる「空中タッチパネル」というヤツです。SF作品の中では、しょっちゅう出てくる技術です。

toyokeizai.net(2020/5/6)

 

新型コロナウイルスの感染拡大で、直接ボタンなどに触れず、空中に浮かぶ仮想的な画面に触れるだけで操作できる接触型の「空中タッチ操作パネル」が注目されている。

 

2017年には「変なホテル ハウステンボス」(長崎県)のフロントに、空中に浮かぶ画面に触れてチェックインができるディスプレイが導入された。

これは、個人向け写真集の作成や遺影写真の加工を手掛ける東証マザーズ上場のアスカネットが、電子部品商社の新光商事と共同開発したものだ。

 

センサーカメラが指の動きを感知し、空中に浮いた映像のボタンをあたかも触っているかのような感覚でそのまま操作できる。

https://toyokeizai.net/articles/-/348322より。改行・強調等は筆者によるもの)

 

これは、「空中に立体映像を投影し、その映像上のアイコンをいじることで、機械を操作できる」という技術です。

機械の操作パネルは、沢山の人が触れるところ。ウイルスが付着している可能性が高いところです。

そういうものに触れずに済む…となれば、接触感染の危険を低減できます。

 

 

この技術は、10年程前から研究されていたものであり、見本市レベルでは出展されていました。

以下の動画は、その一例。2015年のニュース映像です。

www.youtube.com(2015/1/13)

 

触れずに機械を操作とは、何とも斬新。

しかし、操作性・コスト・社会的ニーズから考えて、普及には壁が多かった模様です。

 

ただ、現在は有事。コストと社会的ニーズについては、以前よりもハードルが下がっています。この機会に、かなり普及が進むかも知れません。

もし普及が進めば、生活様式は一変しますね。

 

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他方、上記の様な「触れずに操作」というものではありませんが、それに近い品物は既に市販されています。

それは「投影型のキーボード」です。

Richer-R バーチャルキーボード&マウス プロジェクションキーボード マウス ミニワイヤレスBluetoothプロジェクターキーボード pc/ipad/スマートフォン用 ポータブル投映型キーボード&マウス(提供:Amazon)

これは、小型のプロジェクター(映写機)から発した「キーボードの映像」に触れることで、普通のキーボードと同じく文字入力ができるという品物です。

プロジェクターに内蔵されたセンサーが、人間の指の動きを認識し、押された箇所の文字を入力する…という仕組みの機械。

 

本来は「キーボードを外に持ち出すには、大きくて不便。もっと小型のものが欲しい」というニーズから生まれたものです。

キーボードを持たないタブレットスマートフォンでは、画面が狭くて入力が面倒。それらの機器に投影型キーボードを無線接続し、出先でも文字入力がスムーズにできる。そういう狙いで製作・販売されています。

Serafim Keybo レーザー投影式キーボード 日本語配列 高認識速度 長時間バッテリー (楽器,モバイルバッテリー,スマホスタンドにも) (白)(提供:Amazon)

 

この製品は、いわゆる「疑似キーボード」に分類される品物ですから、操作性は本物のキーボードより劣ります。

しかし、携帯性は抜群。

 

また、先述の「空中タッチパネル」ほどではありませんが、キーボードを介した感染を防ぐことが可能になってきます。

本物のキーボードは、消毒に難儀します。が、投影型キーボードであれば、机などの「平らな場所」に映像を投影する為、消毒が簡単。消毒液を吹き付けてサッと拭けば、安心度が大幅アップ。

「丸洗いできるキーボード」より、清潔さは上かも?

 

 

「投影型キーボード」が普及すれば、メーカーのやる気も大幅上昇。操作性の更なる向上が期待できます。

今後の流れに注目したいところですね。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

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