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【マンガの話】昭和に生まれ、平成を駆け抜け、令和で終わるか不安な漫画

日本には、数多の漫画作品があります。
その中に「数十年単位で続く、長寿作品」というものが結構存在します。

長く続くということは、「人気に裏打ちされた作品」ということ。競争の厳しい漫画業界において、そこまでの人気を得ようと思えば、なかなか大変。作者様に敬意を表します。

 

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ただ、その一方で、

「面白い作品で、早く続きが読みたいのだが、作家さんが遅筆でヤキモキする」

といった長寿作品の話を、チラホラ聞きます。

人気があるから長寿作品として続けられている反面、ファンからの大きな期待に応えきれていない…ということでしょうか。

 

そういった作品の中から、「作者さん頑張って!」「早く続きを読ませて!」という応援の意味を込めて、ひとつの漫画作品をご紹介致します。

作品のタイトルは、強殖装甲ガイバーです。

強殖装甲ガイバー コミック 1-32巻セット (カドカワコミックス・エース)(提供:Amazon)

(著:高屋良樹角川書店)

 

強殖装甲ガイバー』は、1985年から現在に至るまで、35年間もの間連載が続いている漫画作品です。

1985年は、昭和60年。携帯電話の最初期モデル「ショルダーフォン」が普及し始めた時期でもあります。
当時の携帯は、重さが約3㎏。充電に8時間かかり、連続通話時間は40分ほど。ビックリする性能です。

そう考えると、「1985年って、随分昔だな」となりますね。

history-s.nttdocomo.co.jp(2020/4/15閲覧)

 

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強殖装甲ガイバー』は、「デビルマンの再来」という評価を得たこともある、設定の重厚な作品です。

 

主人公は、SF研究サークルに所属する、男子学生さん。

至極普通の生活を送っていたのですが、偶然に出会ってしまった生物兵器「ユニット」を装着してしまい、そこから生活が一変します。

figma 強殖装甲ガイバー ガイバーI(ノンスケール ABS&ATBC-PVC 塗装済み可動フィギュア)(提供:Amazon)

(上画像:「ユニット」を装着した主人公)

 

ユニットを装着した人間は、「ガイバー」と呼称されます。

ガイバーは、雑木林を簡単に焼き払うくらいの高火力をもつ生物兵器です。当然、自然界で普通に誕生したものではなく、何者かの意図によって作り出されたもの。

このガイバーを巡って、別の生物兵器を大量に有する秘密結社「クロノス」と主人公が戦いを繰り広げる…これが『強殖装甲ガイバー』のメインテーマになります。

 

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この「ガイバーvsクロノス」の構図。

実は、「正義vs悪」「勧善懲悪」という単純なものではありません。

 

ハッキリ言って、ガイバーが1人や2人いたところで、クロノスには勝てません。

クロノスは、地球を支配できるレベルの巨大組織。構成員が何十万人なのか何百万人なのかも不明であり、保有する生物兵器の質や量も未知数。設立の経緯や目的も不明。

「ガイバーvsクロノス」の構図は、「ちょっと強い武器を持った一般人vs国家規模の軍隊」みたいなもの。絶望的な状況です。

 

この状況から、主人公達はどうやって勝利するのか?
なぜクロノスの様な巨大組織が存在するのか?
そもそも「ガイバー」とは何なのか?

それらが『強殖装甲ガイバー』の見どころです。

 

謎が謎を呼び、驚く様な回答が用意されていて、予想外の展開が続きます。人気の秘訣は、そこにあり。

漫画の反響が大きかった為、「劇場版アニメ」「オリジナル映像ソフト(OVA)」「アニメシリーズ(WOWOW)」も制作されました。こちらも大人気。

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ただ、惜しむらくは…

冒頭で述べた通り、「漫画の連載スピードが、かなり遅い」という点ですね。

 

強殖装甲ガイバー』の連載開始から35年経過しましたが、コミックスは既刊32巻。
度々休載が発生し、なかなか話が先に進まない。

これは、「かつて連載していた漫画雑誌が廃刊になり、他雑誌に移籍を余儀なくされた」というアクシデントの影響が大きいと思われます。
(それでも続けられるということは、人気作品であるということの裏返しなのですが)

 

作者様に同情致しますが、漫画の内容が面白いだけに、続きに対する期待も大きい。何とか頑張って欲しいところです。

現在、物語は佳境に向かって進んでいる感が大きい。倒すべき真の敵が見え隠れしています。あともう少し。

「戦いはこれからだ」で終わりになるのではなく、白黒ハッキリつけて頂きたいところです。期待しております。

 

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最後に、余談をひとつ。

 

強殖装甲ガイバー』は、アメリカで2度、実写映画化されています。

実写版ガイバーは、多くの面で漫画版を下敷きに作られていますが、漫画版とは全くの別物だと思った方がいい映画です。

「日本の漫画が、ハリウッド映画になった時にありがちなこと」を詰め込んだ作品と言えば、お分かりになって頂けますでしょうか。

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この実写映画には、とある珍しい俳優さんが、脇役で出演されています。

その方の名は、「マーク・ハミル」氏。超有名映画『スター・ウォーズ』で、ジェダイの騎士「ルーク・スカイウォーカー」を演じた俳優さんです。

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (字幕版)(提供:Amazon)

 

マーク・ハミル氏は、実はあまり実写映画に出演されていない俳優さん。「顔出しより、アニメの声優としての仕事が多い」との評価もある方です。

 

そんな方が顔出しで出演されている『実写版ガイバー』は、ある意味で貴重な作品なのかも?

 

 

-----------------(記事了)-----------------

 

 

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