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【ウイルス電波?の話】貞子さんが、データ通信量を圧迫してしまいそう…?

今年に入り「新型コロナウイルス関連情報」が次々に出てきて、追い付くのがやっとこの日々が続いています。

この騒動を、「パンデミック」ならぬ「インフォデミック」と称する方もいます。

要はSNS等の情報伝達網が発達した現在では、ウイルスの恐ろしさよりも、真偽不明の情報による不安感増大の方が深刻」というものです。

 

インフォデミックの厄介なところは、「デマ騒ぎ」が起こり易いこと。

「湯を飲めば、ウイルスを退治できる」とか「大麻がウイルスに効く」とかいう類のトンデモ医学・オカルト的な治療法を勧めるメッセージが多数飛び交い、カオスな状況になっています。

 

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そんな「新型コロナウイルスのデマ騒動」に、新しいネタが加わりました。

その内容は、「ウイルスは、携帯端末の電波に乗って広がる」というもの。

mainichi.jp(2020/4/5)

英国で第5世代(5G)移動通信システムが新型コロナウイルス流行に寄与しているとのうわさが広がっている。

携帯電話用の電波塔で放火とみられる不審火が相次ぎ、英政府は4日、5Gと感染拡大の因果関係を否定し、通信インフラ破壊が救急・医療活動に支障を来すと警告した。

 

ゴーブ内閣府担当相は記者会見で、うわさについて「ばかげている」と一蹴し、医療・保健当局幹部のポウィス氏も「最悪のフェイクニュースだ」と強く非難した。

https://mainichi.jp/articles/20200405/k00/00m/040/059000cより。改行・強調等は筆者によるもの)

 

このデマの元を辿ると、今回もまた「某・SNS」が一枚噛んでいる様子です。

「誰でも・無料で・匿名で開設できるSNS」からデマが誕生し・拡散していったという内容の追跡記事を、東欧のメディアが出していました。

そのSNSには、「有名人が言った」「科学的根拠がある」という文言が書かれていましたが、「何時の発言で・その根拠は何か」という点は曖昧。

 

どうも、次世代通信規格「5G」をリードしているのが中国であり、新型コロナウイルスも中国発のウイルスであるというところから、今回のデマが誕生した模様です。結構なこじつけ。

また、「5Gの電波は、体に悪いのでは?」という論争があり、未だに決着がついていないことも「デマ拡散の下支え」になってしまった感アリ。

www.itmedia.co.jp(2019/7/17)

 

ただ、このデマを本気にして、通信設備への不審火が相次いでいます。

恐らくは放火でしょう。

ここまで来ると、笑える話ではありません。

 

 

ビックリする様な話が回ってきた時には、ひとまず落ち着いて根拠を確かめましょう。

政府機関・役所・大手マスコミなどの「比較的信頼性の高い情報源」に当たって内容を確認し、その後で拡散に加わるかどうかを決める方がいい。

情報が来た途端・即拡散…では、デマの片棒を担ぐことになりかねません。

これは、油断をすれば誰でもやらかす話。筆者も同様です。よくよく気を付けねばなりません。

 

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しかし、「電波でウイルスが広がる」というのは、冷静に考えれば異様な話です。

 

ウイルスは、接触・飛沫・空気の3経路で広がると聞いています。ここに電波が加わったのが、今回のデマ。

「ウイルスの電波感染」って、それは最早「ウイルスの感染ではなく、死の呪いである」と言うべきレベルですね。オカルトのお手本みたいな、怪しい話です。

 

創作作品で言えば、『リング』や『らせん』でお馴染みの悪霊「山村貞子」の能力と同じです。

リング(提供:Amazon)

 

「呪いのビデオを見ただけで、具合が悪くなって死ぬ」

これも、一種の電波感染みたいなものです。

 

ホラー映画の世界ならあり得る話ですが、現実世界で「電波感染」は報告されていません。当然「電波感染のメカニズム」も発表されていません。

 

何百年か後の未来世界では、技術が発達し・電波感染のテクノロジーが出てくるのかもしれませんが…2020年現在では無理。

 

 

一万歩譲って、「電波感染がある」としましょう。

そのデータ量って、何GBあるんでしょう?

貞子さんが持っている「強烈な呪いのパワー」を電波に乗っけると、それだけで1ヶ月の通信容量がオーバーしそうな気がしますね。

セキュリティソフトが「怪しい通信です」と警告してくるかも知れません。

 

ちょっと冷静に考えれば、上記の様なツッコミどころも見えてきます。

ツッコミどころの多い話は、イコール「怪しい話」です。

トンデモ説が流れてきても、慌てず・騒がず・落ち着いて対処しましょう。急いで拡散するのはNGです。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

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