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【YouTuberの話】漏れ伝わる収入額と待遇

YouTuber(ユーチューバー)

今やスッカリお馴染みの存在になっています。

 

ユーチューバーとは、大手動画サイト「YouTube(ユーチューブ)」にて活躍する、動画クリエイターや出演者のことです。

www.youtube.com

 

日本人ユーチューバーの著名な方といえば、「HIKAKIN(ヒカキン)」氏などの名前が挙がります。このレベルになると、年収は億単位・地上波テレビ出演・CMイメージキャラクター採用…等々、一流芸能人クラスの扱いを受けています。

 

子どもがなりたい職業の上位に「ユーチューバー」と書かれるのも…分かる話。

 

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しかし、ヒカキン氏の様なトップクラスになれるのは、ほんの一握り

ユーチューバー業界に新規参入してくる方は多く、ライバルは増える一方です。

 

また、最近では「元々有名な芸能人が、ユーチューバーとしても活動する」といった話が増えています。

そういった方は、元から知名度が高い為、あっと言う間にトップレベルにワープすることもしばしば。

 

ユーチューバーは、その環境で戦い、人気を得ていかねばならないのです。

トップレベルのユーチューバーといえども、人気を維持できなければ落ちる一方。トップクラスに近づけば近づくほど、動画の質や投稿ペースを維持・改善し、努力を続けていらっしゃいます。

 

決して「楽して儲ける・甘い世界」ではありません。

 

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ユーチューバーは、甘くない。

人気を得て・高収入を得ようと思えば、かなりの努力を求められます。

 

その話に関しては、たまに報じられる

「ユーチューバーって、どのくらい収入があるのか?」

といった感じの記事を見れば、いろいろ伝わってきます。

 

例えば、この記事。

「ユーチューバー活動で、月額20万円稼ぐには、どのくらいの再生数が必要か」を、具体的に記述しています。

news.yahoo.co.jp(2019/6/21)

 

将来なりたい職業、第三位のYouTuberとして月額20万円稼ぐためには、どのくらいの再生数が必要かを計算してみる。

 

YouTubeの再生に応じて、広告を設定(※チャンネル登録数は1,000人以上必要、年間再生時間・4000時間以上必要)すると、YouTube広告の収益は、1再生数につき0.05円~0.1円の単価と言われている。

0.05円の単価とすると、月間200万回の再生で10万円。400万回の再生で20万円となる。

 

0.1円だと200万回の再生で20万円。(※広告単価は動画のジャンルや登録者数によって変化する※子供向けは低い設定といわれている)

1日1本毎日だと、月30本で 1本あたり 6万6,666回の再生が必要。土日祝を休むと、月20本で、1本あたり 10万回再生が必要。

1本10万回再生となると、10万人の登録者が必要ということとなる。

 (https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20190621-00131020/より。改行・強調等は筆者によるもの)

 

動画が一回再生される毎に、広告料として0.1円の報酬がユーチューバーに入る場合を考えると…。

月給20万円を得る為の現実的な数値は、「チャンネル登録者10万人以上が、ひとつの目安」という結論になっていますね。この人数、ちょっとやそっとでは集まりません。

また、動画を見て貰わないと報酬は発生しないので、コンスタントに再生数を10万回以上に保つには、登録者数が10万人では…恐らく足りないでしょう。

加えて、上記記事の計算では、週5本ペースで動画投稿を続けねばなりません。年末年始・お盆・GWなどの長期休暇は難しいかも。

 

動画の質や長さにも気を遣い、新規のネタも考えねばならない。

そこまでやって、月収の見込みが20万円。あくまで「見込み」ですから、その通り得られるとは限らない。

しかも、これは粗利益です。ここから「撮影にかかる経費」「ネット回線維持費」等は勿論、税金・保険料・家賃・食費…等々、どんどんお金が消えていきます。

 

これは、キツイですね…。

 

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ユーチューバーの厳しいところは、他にもあります。

頭の痛いところでは、「ユーチューバーは、YouTube運営側には逆らえない」という点があるでしょう。

運営は、ちょくちょく規約を変えてきます。その変更に合わせて、ユーチューバーの方も活動方針を変えねばならない。

 

 

例えば、以下の記事の様な話も。

president.jp(2020/3/5)

トップクラスは年収数億円ともいわれる「YouTuber」。だが、現実は厳しい。

 

ITジャーナリストの高橋暁子氏は

「ほとんどの人は十分なお金を手にすることはないだろう。収益が8000円以上にならなければ振り込みはなく、チャンネル登録者1000人強のある配信者は『振り込まれるのは2~3カ月に一度』と話す」

という――。

YouTubeの存在感は高まっているが、これまでにも何度も規約や仕様の一方的な変更があり、そのたびにYouTuberは影響を受けている。

 

2019年1月には、チャンネル登録者数150万人の人気YouTuberラファエルさんが、規約変更でチャンネルを一時停止させられている。

そもそも、再生1回あたりの単価がどう算出されるかは明かされておらず、ブラックボックスだ。

 

十分な収益が見込めるようになっても、仕様変更のたびに振り回される。

 (https://president.jp/articles/-/33328

 

「運営がチャンネルを一時停止する」ということは、一般ユーザーが動画を視聴できないということ。

動画視聴できないということは、当然のことながら再生数も増えない。よって、収益も発生しない。

これが突然やってくる。それがユーチューバーの世界の怖いところです。

 

特に、「今までOKだった動画ジャンルが突然NGになり、配信停止になる」という処分が厄介です。

これ、商売やっている人に置き換えてみれば、「今まで売ってもOKだったものが、突然販売禁止になる」ということ。

食料品店が「突然ですが、食い物は販売禁止になったから、店を閉鎖するね」と言われたら…?

 

運営のさじ加減で、いきなり停止を喰らいかねない世界。それがユーチューバー業界。

チャンネル数100万超えの有名ユーチューバーでも、突然停止を喰らっています。規約変更次第で、誰にでも起こり得る話。

 

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ただ、「YouTubeは面白い」「YouTubeは情報発信&拡散力がある」というのは事実。

その点に注目し、活用するのは大変結構な話です。

実際、大手企業や官公庁なども情報発信の場として使っています。有用性は確か。

 

しかし、いきなり「人生を賭けるレベル」でのめり込むのは…ちょっと考えた方がいいでしょう。

もしやるとすれば、あくまで趣味程度から。調子が良ければ、規模を拡張していけばいい。

 

顔出しで動画作成する人は、個人情報の問題もあります。

慌てて編集し、出してはいけない情報を出す可能性もアリ。

何事も、用心が肝要。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

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  • 発売日: 2020/03/11
  • メディア: 単行本