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【アニメの話】奇妙なリアルさを持つ、巨大ロボアニメ(後編)

先日、いわゆる「リアルロボット系」のアニメ機甲戦記ドラグナーについて記事を書かせて頂きました。

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機甲戦記ドラグナー』は、1987年にテレビで放送された作品。制作会社は、有名アニメ『機動戦士ガンダム』と同じく「サンライズ」さんです。

(提供:Amazon)

 

機甲戦記ドラグナー』は、人型巨大ロボが戦う作品。ガンダムと同じです。

また、話の骨子は、「地球に住む人vs宇宙植民地の住人」の戦争を描くというもの。「正義が悪をやっつける」という分かり易い構図ではありません。その辺も、ガンダムと同じです。

 

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他方、『機甲戦記ドラグナー』は、ガンダムには無いリアリティを盛り込んだ作品」でもあります。

その特徴は、大きく2つ。

 

(1)「電子戦の専用機」が存在する。

(2)先行試作機より、量産機の方が使える。

 

前回は(1)について述べました。今回は(2)について詳しく見てみましょう。

 

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(2)先行試作機より、量産機の方が使える。

 

機甲戦記ドラグナー』の主人公機は、「ドラグナーシリーズ」と呼ばれる複数の機体です。

それぞれが異なる目的で製造されたもので、見た目も大きく違います。

しかし、共通点もあります。それは「実戦データを取る為の、試作機である」ということ。

 

ドラグナーシリーズは3つのタイプがあり、それぞれで製造コンセプトが違います。

具体的に述べると、

◆接近・格闘戦重視の「ドラグナー1」
◆支援砲撃重視の「ドラグナー2」
◆索敵や電子戦用の「ドラグナー3」

この3タイプです。

(上画像:黄色い角の「ドラグナー1」。青いボディの「ドラグナー2」。頭がレドームの「ドラグナー3」)
(提供:Amazon)

 

上記の「ドラグナーシリーズ」。

製造コンセプトが違うということは、収集するデータも違うということです。

それぞれの得意とする分野の実戦データを集め、次世代機開発の基本として使う。これがドラグナーシリーズの製造目的です。

 

そして、データが集まったら、「良い所だけをピックアップして、次世代機に活かす」という作業に入ります。

つまり、ドラグナー1の格闘戦能力、ドラグナー2の遠距離射撃能力、ドラグナー3の索敵&電子戦能力を併せ持った機体が出来上がるということ。

 

ゲームで言えば、「戦士」と「魔法使い」と「僧侶」のスキルを持つキャラが生まれる様なモンです。

いわゆる”チートキャラ”になりますね。

 

 

そして、実際に開発された量産機が、下画像の機体。

名前は「ドラグーン」といいます。

(提供:Amazon)

(上画像:量産機「ドラグーン」)

 

この機体は、ドラグナー1・2・3の能力を継承するのみならず、「操作性の良さ」や「高い生産性」にも注意が払われたもの。

総合能力は、ドラグナーシリーズよりも上です。量産機なのに。

 

この状況をガンダムで例えれば、「主人公機ガンダムよりも、量産機ジムの方がずっと強い」という話になります。

主人公専用機よりも強い、一般兵が乗る量産機。ロボットものでは、なかなか無い光景です。

 

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ただ、この「量産機の方が、試作機より性能は上」という話。

現実世界では当然の話なのです

 

試作機は「とりあえず作って、データを収集し、ダメ出しを貰う」という目的で製造されるもの。

粗削りの状態が当然であり、いきなり実戦で強烈な成果を出す機体はありません。

その意味で、『機甲戦記ドラグナー』はガンダム以上のリアリティを持つ作品だ…と言えます。

 

ガンダムに限らず、「試作機が異様に強い」というストーリーの作品は多い。しかし、それはフィクション作品の中の話。現実では難しい。

まぁ、フィクション作品でリアルを追求すると、現実的で地味な作風になってしまうので…。

面白さを追求するには、現実離れした設定を組む必要性もあるのでしょう。

 

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最後に。

 

「現実世界における、試作機から量産機の流れ」とはどんな感じなのか?

その話に触れてみます。

 

 

現実世界でも、ロボット開発は進んでいます。

「市販されるレベルの完成度」を誇るロボットも多く、本当に販売に至ったロボットも珍しくない。

販売に至ったロボットとは、「量産機」のことですね。

 

量産機の前には、無数の試作機が存在します。

そんなロボット開発風景の中から、「試作から量産機への流れ」を記録した動画を紹介して、本記事の締めと致します。

 

紹介する動画は、アメリカの企業ボストン・ダイナミクスの公式チャンネルで紹介されているものです。

動画には、四足歩行型ロボットの開発風景が記録されています。その記録期間は、約40年間

 

試作機を作っては改良し、だんだん機能が向上し、形も洗練されて…という流れが伝わってくる。

貴重で勉強になる動画です。

 

 

(動画1)1980年~1995年の開発風景。

www.youtube.com(2009/2/16)

 

(動画2)2011年頃の開発風景。

www.youtube.com(2011/9/29)

 

(動画3)2018年頃。ほぼ市販レベルの完成度を誇る機体。

www.youtube.com(2018/2/12)

 

 

-----------------(記事了)-----------------

 

 

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