makaran宝箱

時事ネタ・法律・エンタメなどなど、様々な話題を分かりやすく&面白く味付けしてお届け!

【蝗害の話】コロナウイルス騒動に、上乗せ大災害(※注意※昆虫出演記事)

コロナウイルス関連騒動が勃発して、既に2~3ヶ月が経過しました。

未だに先行きは見えず、世界中で混乱が続いています。

 

こういう「世間の目を引く騒動」の裏では、様々なニュースが埋もれてしまう。そんな傾向がありますね。

埋もれたニュースの中には、かなり重要な話も混じっていて、見落としNGの場合アリ。

 

当記事では、そんな「埋もれたニュース」の中から、ひとつの話題をご紹介します。

(注意:タイトルにもありますが、この記事には昆虫が出演します。虫が苦手な方は、当ブログ内の他記事をお楽しみください)

 

------------------------------------------

 

今年の1月下旬~2月上旬頃、アフリカで非常事態が発生しました。

その内容は

「バッタが異常発生し、作物を食い荒らしている」

「このままでは、食糧危機になる」

というもの。

 

バッタの群れは、その勢力を東へと伸ばしています。

2020年3月8日現在、中東・パキスタン近辺にまで進出してきたとのこと。

www.afpbb.com(2020/3/8) 

 

パキスタンでバッタが大量発生し、国内の農業地帯では過去30年間近くで最悪の被害が出ている。

特に農業の中心地で作物が壊滅的な打撃を受け、食料価格の急騰を招いている。

 

国連(UN)は、アラビア半島(Arabian Peninsula)を昨年襲った豪雨とサイクロンが「前例のない」バッタの繁殖を促したと指摘している。

このバッタの大群は、東アフリカからインドにかけて広がり、農地に大きな被害をもたらした後、イランを通ってパキスタン南西部の砂漠地帯から同国へ侵入。

パキスタン政府は深刻な被害を受けて全土に緊急事態を宣言し、国際社会に緊急援助を要請した

https://www.afpbb.com/articles/-/3271602より。改行・強調等は筆者によるもの)

 

今回問題になっているのは、サバクトビバッタという体長5センチ前後の虫。

この虫は、単独で生活している状態では害になりにくい虫ですが、群れを成すと強烈な災害をもたらす虫です。

群れになったサバクトビバッタは、緑の体色が「黒・黄」等に変化。そこらじゅうの草木を喰い荒らしながら長距離を移動し、無残な荒れ地を大量発生させる…という恐ろしい虫です。

 

この手のバッタ被害は「蝗害(こうがい)」と呼ばれており、昔から恐怖の対象でした。

今年の蝗害は、「数十年に一度」という大規模なもの。無数のバッタが飛び回り、農作物を荒らしています。

 

そのバッタ被害の映像が、YouTubeの「CNNチャンネル」等にアップされていました。

以下に埋め込みます。

 

動画には、メチャメチャ多数のバッタが映っています。虫が苦手な人は勿論、「多少なら大丈夫」と仰る方でもキツイ映像です。

映像の再生は、心の準備ができた方のみでお願いします。
(なお、ニュースの音声は英語です)

www.youtube.com(2020/2/28)

 

上記映像には、少なくとも数千万~数億匹くらいのサバクトビバッタが映っているのではないでしょうか。

その総数を「1000億~2000億匹くらい」と考える専門家もいます。

(参考:https://www.47news.jp/4510182.html

 

この群れが、パキスタンやインド辺りで止まってくれれば、まだマシなのかも知れません。

しかし、サバクトビバッタは「1日で100キロメートル移動する」とされる昆虫。どこまで勢力を広げるか、全く不明です。

 

一応、殺虫剤などで駆除しているそうですが、何せ相手の数が多過ぎて対処しきれていません。

国連に援助要請が出ていますので、今後の動きが期待されます。

 

------------------------------------------

 

なお、この蝗害ですが…日本でも発生したことがあります。

日本にはサバクトビバッタはいませんが、「トノサマバッタ」等が大被害をもたらしたという記録が残っています。

f:id:tenamaka26:20200308220006p:plain

(イメージ画像 https://illustrain.com/?p=19071

 

近年で有名なものとしては、「明治時代に北海道で蝗害が発生した」との記録があります。

北海道札幌市には、「手稲山口バッタ塚」という史跡が存在。札幌市教育委員会から文化財に指定されており、現在も存在しています。

明治13年1880年)に十勝国河西、中川両郡で発生したトノサマバッタの大群が日高国に移り、勇払原野で二派に分れ、その一つが石狩地方へ飛んできました。

バッタ塚は、このトノサマバッタの大群とその卵を埋めた塚で、開拓期の蝗害(こうがい)を伝えています。

 

バッタは大量発生すると、群を成して飛んで移動します。その移動中に、水稲や作物などを全て食べ尽くしてしまいます。

当時、開拓が始まったばかりの山口地区は大きな被害を受けました。

 

そこで、役所などがバッタの成虫や卵を買い上げ、一か所に集めて土中に埋めたものが、破壊されることなく今日まで残されているものです。

このバッタ塚は、昭和53年(1978年)8月21日に、札幌市文化財史跡第1号の指定を受けました。

 (http://www3.city.sapporo.jp/teine/teineguide/5.html

 

 

この「北海道の蝗害」の話は、とある有名漫画でも触れられています。

漫画のタイトルは、百姓貴族

(提供:Neowing)

(著:荒川弘新書館)

 

百姓貴族』の作者・荒川先生は、元ガチ農民です。実家は、明治時代から続く北海道の農家さん。

 

「明治から続く」ということは、先述の蝗害にも遭遇しているワケでして。

荒川先生のお婆様が、実体験を語っておられます。

それによると、

「バッタは、草木や作物だけではなく、繊維質のものは全て喰い荒らす」

「紙・衣服・家屋もろもろ、植物性のものは全てやられた」

とのこと。恐ろしい…。

日本も、他人事ではありませんね。

 

------------------------------------------

 

最後に。

 

当記事では、「蝗害」について触れましたが…。

蝗害の他にも、コロナウイルス関連騒動に埋もれて・露出の少なくなった記事」は沢山あります。

しかし、埋もれたからといって「どうでもいい話」と決まったワケではありません。注意が必要です。

 

大きな騒ぎが起こると、ドサクサで他のニュースの影が薄れ、その間にトンデモな話が出てくることは多い。

特に、「視聴率至上主義のテレビ番組」ばかり見ていては、他のニュースから目を背けることになります。

 

世間の雰囲気に流されない様に、見識を広く持ちましょう。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

↓↓書店リンク↓↓

百姓貴族

【Amazon】

【Amazon Kindle】

【Yahoo! ショッピング】

【PayPayモール】

【楽天市場】(試し読みアリ)

【楽天ブックス/楽天kobo】

 

【7net ショッピング】

【Amebaマンガ】(試し読みアリ)

【animate ONLINE SHOP】

【au Wowma!】

【Book Live!】(試し読みアリ)

【BOOK☆WALKER】(試し読みアリ)

【ebook-japan】 (試し読みアリ)

【e-hon】

【Neowing】

 

【TSUTAYAオンライン】

【Renta!】(試し読みアリ)

【紀伊國屋書店】

【ゲーマーズ】

【コミックシーモア】(試し読みアリ)

【総合書店 honto】 (試し読みアリ)

【タワーレコード】

【ひかりTVブック】  

【漫画全巻ドットコム】