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【トイレットペーパー枯渇デマの話】デマ流しの代償

先日、新型コロナウイルス騒動から派生した「トイレットペーパー騒動」について、記事を書かせて頂きました。

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「日本各地で、トイレットペーパーが売り切れる」という奇妙な現象が頻発。

その原因は、SNS等を通じて広まった、
「トイレットペーパーを製造しているのは中国」
「マスクと同じ材料を使っている為、品不足になる」
という真偽不明の情報。

 

しかし、速攻で「トイレットペーパーが品不足になる…というのは、全くのデマ」との否定コメントが、関係各所から発表されました。

その後、「トイレットペーパーが山積みになった売り場」を設ける店も出ています。「品は十分にある。価格も普段通り。じゃんじゃん買ってください!」という商売上手な店もチラホラ。

 

「在庫枯渇は、ただのデマ」というコメントは、正しかった。

一時的に店頭から消えただけで、モノがこの世から消えたわけではなかった。

(参考:トイレットペーパー山積みの店も|NHK 首都圏のニュース 2020/3/3)

 

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「トイレットペーパーは枯渇しない」
「枯渇するというのは、デマである」

こういう話が広まると、反動が出てきます。

その反動とは、「デマを流した犯人を探し、ボコボコに叩くこと」です。

 

今回のデマに関しては、早い段階から「かなり具体的な犯人像」が出ていました。

なぜなら、「本人が、各種SNS等で、自分の個人情報を無差別にバラ撒いていたから」です。

 

その人は、山陰地方で働く社会人。本名・電話番号・現在の職場…その他もろもろの個人情報を、自ら公開するという無鉄砲なチャレンジャー。

ここまで堂々と個人情報を公開されたら、「この情報も、ひょっとしてデマなんじゃないの?」と勘繰ってしまいます。

 

が、その勘繰りは外れました。バラ撒かれていて個人情報は、本当だった模様です。

そう言える根拠は、昨日発表された、とあるコメントです。

 

本人が自らバラした「現在の職場」から、今回のデマについて、公式に謝罪コメントが出ました。

その職場とは、鳥取県米子市の「米子医療生活協同組合」さんです。

 

関係各位

職員の不祥事のご報告とお詫び

 

 

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 

このたび、「新型コロナウィルスにかかわりトイレットペーパーが品薄になる」旨の事実とは異なる誤った情報のSNSへの投稿者の1人が、当組合の事業所に勤務する職員であることが判明しました。

 

当組合の職員の極めて不適切な行為により多くの皆様方にご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。

当該職員には当組合の規定に照らして厳正な対応を検討いたします。

 

今後は全職員が社会人としての行動規範を自覚するとともに信頼回復に向けて全力で取り組んで参りますので、引き続きご指導・ご鞭撻の程賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

2020年3月3日

米子医療生活協同組合
理事長 梶野大

(2020/3/3付 http://www.ymc-net.or.jp/information.html#20200303より。改行などは筆者によるもの)

 

「こいつがデマ流した犯人」という情報がネットで流れ、その情報の中に登場した職場が謝罪した。つまり「情報の裏が取れた」ということになります。

今回のネット情報は、正しかった模様。

 

 

しかしまぁ…

米子医療生活協同組合さんにとって、今回の騒動は災難以外の何ものでもない。心中お察しします。

業務命令でデマ流しをさせたのであれば、そりゃあ責任を問われるでしょうが、そんな話は出ていませんし、やる意味も見当たらない。

 

「従業員が、何をやらかすか」まで見通して雇用するのは、甚だ難しい。

組織が大きくなれば、「現場の長が独自の判断で採用を決める」ということは困難になる。「来た人を使うしかない」という状況になる。その上で「組織としての責任を問われる」となる。

 

「人を雇う難しさ」を、ヒシヒシと感じる話です。

 

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なお、当ブログでは、犯人の個人情報を書くつもりはありません。

 

やらかしたことについて、犯人はこれから社会的制裁を受けるでしょうし、筆者はデマによって直接的被害を受けたワケではないので、断罪する立場ではない。

個人情報をバラ撒いて晒し物にし、火種を増やすつもりは皆無です。

 

また、今回の犯人は「デマを流した者のひとり」とのこと。最初に考えて広めた元凶かどうかは、よく分かりません。

今回のデマ騒ぎは、「この犯人を叩いて終わり」というものではないと考えます。その為、個人特定を助長するつもりは無し。

 

 

加えて、「流れた個人情報の全てが真実」と決まったわけでもありません。

どれか一つでも間違った情報を流した場合、デマ拡散犯人の仲間入りをしてしまいます。

 過去には、「事件とは無関係な人を、”こいつが共犯者”としてネットに流した結果、名誉棄損で訴えられる」という事件も起こっています。

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ネットデマを流した場合、酷い場合は逮捕される可能性もあります。下手に首を突っ込むのは、かなりの危険行為。

「犯人の情報をバラ撒いて、もっと叩かせよう!…と考えたら、自分が叩かれる側になった」となれば、もう意味不明です。

君子危うきに近寄らず。

 

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そもそも、ネットは完全匿名ではありません。上手に顔を隠したつもりでも、手掛かりを掴んで追い詰められます。

自ら情報をバラ撒くマネをしたならば、余計に酷いことになります。

「仮面を着けたつもりでも、色々とバレている」と思った方がいいでしょう。

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(イメージ画像 https://www.pakutaso.com/20190600175post-21603.html

 

「色々とバレている」と考えれば、不用意な行動に出難くなります。

常に用心していれば、「こういう発言を書いてもいいか?」「この画像をアップしてもいいか?」と立ち止まり、冷静に考えることが可能になってきます。

冷静に考えれば、デマを流すことも・デマに乗せられることも減るでしょう。自ら個人情報をバラ撒くという危険行為から離れるでしょう。

 

 

 

ネット社会は、便利です。

便利なものには、裏側や副作用があります。

よくよく用心しないと、次は自分が被害者・加害者になってしまうかも知れません。

 

筆者も例外ではありません。

常に冷静になる訓練を続け、下手な行動を慎む様に努力します。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

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