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【ノンフィクションの話】エボラ出血熱が、アメリカに上陸していた

本日は、とあるノンフィクション作品をご紹介します。

タイトルは『ホット・ゾーン』

(提供:Amazon)

(著:リチャード・プレストン/訳:高見浩/飛鳥新社)

 

『ホット・ゾーン』は、1994年に初出版された作品です。ちょっと古いですね。

しかし、発表された当時から大きな話題となり、その勢いは26年経過した今でも色褪せていません。

2019年にはテレビドラマにもなった…という、パワーのある作品です。

natgeo.nikkeibp.co.jp(2020/2/21閲覧)

 

現在でも光る内容の『ホット・ゾーン』。人気の理由は、以下の2つである…と推察します。

 

◆実際にあった事件を描いた、ノンフィクション作品である。

その事件は、「アメリカで、エボラ出血熱が発生した」というショッキングなもの。

 

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エボラ出血熱といえば、史上最も恐ろしい伝染病として知られたものです。

酷い場合は「致死率90%」とも言われている、殺傷力の高い病気です。

2020年現在でも、まだ撲滅には至っていません。

(参考:厚生労働省HP「エボラ出血熱について」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708.html

 

エボラ出血熱は、アフリカ大陸を中心に発生している伝染病です。

初の患者が報告されたのは、1976年のこと。

名前の由来は、初めて病気が報告された地域にある川「エボラ川」より。

 

この病気は、「エボラウイルス」によって引き起こされる急性の病気。高熱と出血がよく見られる症状です。

重症患者になると、全身の穴から出血を起こし、その場に血だまりができるほどの惨状になります。

その血には、エボラウイルスが大量に含まれており、他者が触れると感染が起こります。血以外の体液や排泄物も同様。死体に触れても感染のリスクがある。かなり怖い病気です。

 

そういえば、2019年の夏に、「日本国内で、エボラ患者が発生したかも?」というニュースが流れ、騒ぎになりましたね。覚えていらっしゃる方も多いハズ。

検査結果は、幸いにも陰性でした。エボラではなかった。

www.asahi.com(2019/8/4)

 

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『ホット・ゾーン』は、「エボラ出血熱が、アメリカ国内に侵入した事件」を描いた作品です。

その場所は、アメリカ・バージニア州の「レストン」という町。首都「ワシントンD.C.」から20キロメートルと離れていない近場です。

(これは、東京駅から羽田空港の距離と同程度)

 

その町に、エボラウイルスが侵入したのです。

 

この事件は、『ホット・ゾーン』の中で「レストン・バイオハザード事件」と呼称されています。

書籍中に出てくる人物は、一部を除いて「事件発生当時、実際に対応に当たった人々」です。実名で書かれています。

その人々にインタビューし、当時の状況を事細かに語って貰って、その内容を基に執筆された作品が『ホット・ゾーン』です。

ノンフィクションであるが故に、内容がリアル。当時の緊張が伝わってきます。

 

 

「死のウイルス」を前にした研究者や医療関係者が、どんな心理状況で戦っているのか?

極限状況にある人々の様子が、ビシビシ伝わってくる名著です。

 

興味をお持ちの方は、この機会に是非読んでみてください。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

【参考書籍 書店リンク】

『ホット・ゾーン 』

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