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【裁判の話】「上級国民騒動」の中心人物、飯塚幸三被告の量刑を予想してみる

本日のニュースに、とある事件の続報が出ていました。

それは、昨年春に東京で起きた、大規模交通事故の話です。いや、事故と言うより事件と言った方がいいでしょう。

www.news24.jp(2020/2/6) 

去年4月、東京・池袋で乗用車が暴走し親子2人が死亡するなどした事故で、東京地検は旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長を在宅起訴した。

 

過失運転致死傷の罪で起訴されたのは、旧通産省工業技術院の元院長の飯塚幸三被告

飯塚被告はブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを踏み込み、およそ96キロで松永真菜さんと娘の莉子ちゃん親子をはねて死亡させた罪などに問われている。

http://www.news24.jp/articles/2020/02/06/07591355.htmlより。改行・強調等は筆者によるもの。以下同)

 

この事件、覚えていらっしゃる方も多いでしょう。

犯人の飯塚幸三氏は、自分も怪我をして入院したので、その場で現行犯逮捕とはなりませんでした。

その後も逮捕されることなく、各種メディアにおいては「飯塚幸三容疑者」ではなく「飯塚幸三元院長」という表記が多かった。

飯塚氏は、拘置所に入ることなく行動し、インタビューの受け答え・実況見分の姿などで「加害者にしては、疑問のある言動」が指摘され、ネット上で燃やされていました。

 

「この甘い扱いは、元官僚であり・日本政府から勲章を授与された・特権階級の上級国民だからなのか?」

「罪もない親子を轢き殺したのは明白なのに、上級国民には甘いのか?」

こういう声を見聞きした方は多いでしょう。

 

その勢いは、ネットの中だけに止まらず、「リアル世界で集まった署名」という形で顕在化しています。

その数、390000筆以上。遺族に集まった同情と、犯人への憤りが見て取れます。

www.asahi.com(2019/9/20)

 

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事件から約10ヶ月が経過した今、飯塚氏はやっと起訴され、表記が飯塚幸三被告」となりました。

これから、裁判が始まります。

 

筆者が、現時点でザックリ予測するに、飯塚被告に対する判決は有罪で、量刑は「禁錮3年6ヶ月以上の実刑」になるでしょう。

なぜそう言えるのか?

これには、ちゃんとしたソースがあります。

 

覚えている方もいらっしゃるでしょうが、

飯塚被告と同時期に、

同じ様な事故を起こし、

既に地裁判決まで出ている人

がいます。

その人は、神戸の元バス運転手。乗務中、歩行者の列にバスで突っ込み、死者2名・負傷者4名を出してしまいました。この人に出た地裁判決が「禁錮3年6ヶ月の実刑」です。

www.asahi.com(2019/10/30)

 

飯塚被告の起こした事件では、死者2名・負傷者9名が出ています。そこだけ見れば、上記の事件よりも結果は重大です。その為、「禁錮3年6ヶ月よりも重い判決だろう」と推察できます。

ただ、これは現時点での予想であり、今後の裁判内容によっては…どうなるか分かりません。決まるのはこれから。

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(イメージ画像 https://www.pakutaso.com/20191204353post-24920.html

 

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終わりに。

 

筆者が最も危惧するのは、「飯塚被告サイドが、時間稼ぎ作戦に出てくるのでは?」という点です。

飯塚被告は、もう90歳手前の高齢者。大変失礼な話になるかも知れませんが、常識的に考えて、終活を考えてもおかしくない年齢でしょう。

 

日本の裁判は、基本的に三審制です。

三審制とは、「一つの事件につき、3回まで審理を受けられる」という制度のこと。

裁判が行われる順番は、一般的に「地方裁判所高等裁判所最高裁判所」の順になります。

各段階で出された判決に納得すれば、そのまま確定判決となります。が、地裁判決に不服なら高裁に、高裁判決でも不服なら最高裁に、それぞれ話を上げることが可能です。

上げた先で判決が変われば、変わった方に従うことになります。

 

三審制を活用することは、違法でも何でもありません。

しかし、全てを終えるには、非常に時間がかかる。被告の年齢を考えると、長引かせるのはよくない。

仮に有罪になったとしても、長引けば長引くほど「被告の年齢からして、刑に耐えられるとは思えない」となり、執行を停止される可能性が高くなります。

万が一、裁判の最中に天寿を全うすれば、遺族が怒りをどこに向ければいいのか…。署名をした人も同様でしょう。

 

 

ただでさえ「上級国民」と揶揄される状況の飯塚被告。

世間の空気を察したのか、インダビューでも「遺族に申し訳ない」と言っていました。

もし、本当にそう考えているのであれば、これ以上の追加燃料を出さない様にお願いします。

強制は全くできませんが…。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

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