makaran宝箱

時事ネタ・法律・エンタメなどなど、様々な話題を分かりやすく&面白く味付けしてお届け!

【新型肺炎の話】怖いのは、ウイルスではなく、体制そのもの

最近、中国の武漢(ぶかん。ウーハン)という街が騒がしいですね。

ニュースによく出てきます。

 

JETRO(日本貿易振興機構)の資料によれば、武漢の人口は約1089万人。「市」であるのに、広さは兵庫県と同じ。経済成長率は中国国内の平均を上回る勢いであり、賑やかな街であると言えます。

 

しかし、ここ最近のニュースで伝えられる武漢市は、賑やかなイメージとは裏腹に、厄介な話で持ち切り。

その話題とは、新型コロナウイルスによる、肺炎の拡大」というもの。

www.iza.ne.jp(2020/1/20)

中国湖北省武漢市の衛生当局は20日、新型コロナウイルスによる肺炎で1人が死亡したと発表。死者は計3人となった。

武漢の発症者は136人が新たに確認され、計198人になった。

 

一方、中国メディアによると、北京市広東省で20日までに計3人の発症を確認。武漢以外の中国での発症確認は初めて。

中国全体の発症者は計201人に達した。

https://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/200120/wor20012008190001-n1.htmlより。改行・強調等は筆者によるもの。以下同)

 

この新型肺炎は、当初「海産物市場の関係者」を中心に発生。

その後、どんどん感染者が増えています。

 

また、昨今のグローバル化に伴い、ウイルス保持者が「自分は感染している」ということに気付かぬまま飛行機で移動し、到着地で発症するという事例が増えています。

今回の新型肺炎でも同様。武漢だけでなく、北京や深圳などの中国国内や、隣国のタイや韓国でも患者が出たとの報告アリ。

先日、日本にも入ってきましたね。今のところ、広がってはいない模様ですが。

www.fnn.jp(2020/1/17)

中国・武漢市で発生が相次いでいる、新型コロナウイルスによる肺炎。厚生労働省は16日、日本国内で初めての患者が確認されたと発表した。

 

新型のコロナウイルスに感染した30代の中国人男性は、武漢市に滞在中に肺炎患者と接触。1月3日に発熱し、6日に日本に帰国した。

このとき、男性は解熱剤を服用していて、発熱を感知されずに検疫を通過したという。

 

その後、男性は熱が下がらなかったため、10日から神奈川県内の病院に入院。症状が回復したため、15日に退院した。

https://www.fnn.jp/posts/00430485CX/202001170057_CX_CX

 

www.mhlw.go.jp(2020/1/16)

 

------------------------------------------

 

この肺炎に関する、最大の懸念事項は、

(1)毒性が強いのか?

(2)人から人へ伝染するのか?

この二点でしょう。

 

(1)については、死者が何人か出ています。が、どの事例も「元々持病を持っていた人で、肺炎が直接的な死因ではない」という報告が中国当局より出ています。

 

(2)については、今のところ「大流行する」という話になっていません。人から人へ感染するという明確な根拠が見つけられていないからです。

しかし、時間が経過するにつれ、「どうも人から人へ感染したんじゃないか?」と疑われる事例が出ています。

www.cnn.co.jp(2020/1/19)

中国の湖北省武漢市で集団発生している新型コロナウイルスによる肺炎患者は公式発表よりはるかに多く、1700人を超えている可能性があるとの研究結果を、英インペリアル・カレッジ・ロンドンのチームが19日までにまとめた。

 

武漢市当局は、これまでに45人の患者が確認され、2人が死亡したと発表している。

中国の当局者らは同市内の海鮮市場で感染が広がったとして市場を閉鎖し、人から人への感染例は確認されないとの立場を示してきた。

 

ところが国外でもタイで2人、日本で1人の患者が見つかり、いずれもこの市場を訪れていないことなどから、人から人に感染し得るとの懸念が強まっている。

https://www.cnn.co.jp/world/35148175.html

 

------------------------------------------

 

これから、中国は「春節旧正月)」に入ります。長期休暇を取る人が多く、日本で言う所の「年末年始のUターン・旅行ラッシュ」の状態に。

人の往来が非常に激しくなるので、ウイルスの拡散が心配されます。

 

現在のところ、肺炎の原因は「新型のコロナウイルス」であるとされていますが、感染経路がよく分からないし、強力な予防薬や特効薬の話も見当たりません。

従って、私たちにできることは「インフルエンザ対策と同じ要領で、感染防止に努める」というものくらいでしょう。

具体的には、

◆流行地域に行かない。

◆こまめに手を洗う。

◆マスク着用など、咳エチケットに気を遣う。

◆「体調が変だ」と感じたら、早めに医療機関で診察を受ける。その際、もし流行地域への渡航歴があれば、隠さずに医者に告げる。事前に電話などで渡航歴を伝えておけば、受け入れ態勢を整えてくれる場合もあるので、心当たりのある人は相談してみるといい。

等の対策があげられますね。

f:id:tenamaka26:20200120204311j:plain

(イメージ画像 https://www.pakutaso.com/20171104306post-13902.html

 

どうしても発生地域に行かなければならない方は、外務省HPなどに注意事項が記載されていますので、参考にされてはいかがでしょうか。

www.anzen.mofa.go.jp(2020/1/16)

 

------------------------------------------

 

最後に。

 

今回の「新型肺炎の話」に関して、最も恐ろしい要素があるとすれば、それは「中国の政治体制」だと言えるのかも知れません。

なぜならば、中国共産党政権は、極度の隠蔽体質であるから。

 

中国国内では、政府側に都合の悪いニュースがテレビで流れた場合、「強制的にブラックアウトさせて無かったことにする」という行為が頻繁に行われています。

また、ネットの書き込みも監視されており、政府に都合の悪い情報は削除されまくります。

今回の肺炎騒動でも、同様の報告があります。

www.j-cast.com(2020/1/20)

中国版ツイッター・ウェイボーでは「政府側からの報道が信じられない」「情報を隠蔽せず、真実のままを教えて!」など不信の声が上がっている。

しかし、中国では情報統制が強まっている。

 

武漢に住む男性が16日昼頃、ウェイボーに「父が肺炎になり発熱が続いているがベッドが足りず入院できなかった。患者は廊下に横になるほど多かった」と書き込んだが、夕方には投稿は削除され、投稿者のアカウントも閉鎖された。

 

また、17日夜には中国でNHK海外放送が新型肺炎に関するニュースを放送したが、突然画面が真っ暗になり数分間放送が中断された。

 (https://www.j-cast.com/tv/2020/01/20377510.html

 

人間相手であれば、権力・暴力・経済力などで抑え込むことも可能でしょう。

しかし、ウイルス相手には全く通用しません。

 

中共政府が暴走し、嘘情報を流しまくっている間にウィルスが変異し、驚異の殺人ウイルスになったりすれば…。

無いとは言えないので、怖いところです。

 

「最も怖いのは、ウイルスではなく、人間の闇だった」

こういうオチだけは避けたいところ。