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【大脱走】カルロス・ゴーン氏の逃亡劇が、「映画ネタ」になる高レベルだった件

2020年に入って、早くも3日目。

ボチボチ、のんびりモードから通常生活モードへ切り替え始めた方も多いでしょう。故郷や旅行先からのUターンで、交通機関が本格的に混雑しているところもあります。

 

反面、年末年始にのんびりどころか、最もバタバタした業界があります。

それは、マスコミと法曹界でしょう。

その原因は、カルロス・ゴーン被告の、国外脱出騒動」です。

www.bloomberg.co.jp(2020/1/2)

 

昨年末に飛び込んできた、衝撃のニュース。

筆者が初めてこの話を聞いた時、

「え? ゴーン氏は保釈中で、海外渡航できないのでは? どうやって脱出したの? ガセじゃないの?」

と、不思議に思いました。

しかし、代理人から「中東・レバノンにいる」とのメッセージが発表され、各種メディアが一斉に報道し、どこも否定意見を出していない。

この流れから、どうやら真実であると推察できます。

 

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逃亡云々の話の前に、先ずは「そもそも、ゴーン氏はなぜ保釈中なのか?」について、少し見てみましょう。

 

 

ゴーン氏は、日産・三菱・ルノーなどの自動車会社に所属し、長期間に渡り首脳陣として活躍。組織を動かしていました。

その末期・2018年に、「自分への報酬を、実際の額よりも”億単位”で低くした報告書」を、法で義務付けられた書類として提出した疑いで逮捕されました。

要は、「嘘書類を提出しただろ?」「それ、法律で禁止された行為だぞ!」という話。

その後、背任などの罪も加わり、東京地検に起訴されています。

 

2019年3月に、ゴーン氏は保釈されます。複数の罪で逮捕されているので、保釈金は総額15億円。その額を納付した後に、拘置所から出てくるのですが…。

拘置所から出てくる時に、作業員に変装して玄関から出てきたのですが、もうバレバレ。報道というより、奇妙なお笑いネタになっていました。覚えていらっしゃる方も多いと思います。

www.nikkansports.com(2019/3/7)

 

保釈後、ゴーン氏にはいくつかの行動制限がかけられた状態であり、なおかつマスコミに追いかけ回されることになりましたが、ゴーン氏は市中で生活を送っていました。

今年・2020年から裁判が始まるとなっていたのですが…今回の逃亡劇で、裁判の予定は大混乱。保釈が取り消され、預けた保釈金が没収されることは確実でしょう。

 

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各種報道によれば、「ゴーン氏がレバノンで会見を開くのが、今月8日」とのこと。

その際、新たな情報が出てくると思われます。

 

が、現段階でも新情報が追加されています。

その中でも最も驚くべきは、「”脱出作戦”と呼ぶべき、周到な計画が練られていたらしい」とのニュースです。

www.jiji.com(2020/1/2)

www.afpbb.com(2020/1/2)

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT・電子版)は2日、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告の逃亡劇について「プロ」が関わっていたと報じた。

 

ゴーン家に近い関係者の一人は、民間警備会社と契約し、複数の国に支援チームを設けたと裏舞台を語った。

別の関係者2人は、日本人の支援者もいたと証言した。

 (https://www.jiji.com/jc/article?k=2020010200329&g=intより。改行・強調等は筆者によるもの)

 

上記ニュースで、「民間警備会社」とありますが、恐らくは民間軍事会社のことでしょう。

日本でよく見る「交通誘導や施設監視などを担当する会社」ではなく、「戦場で重要人物や軍事施設を警備する会社」であると思われます。

軍事が絡む警備には、「危険地帯から要人を脱出させる」というミッションもあるハズ。そのノウハウを活かせば、今回の逃亡劇も不可能ではない。

 

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この脱出劇、往年の名作映画大脱走を連想させます。

(提供:Amazon)

 

大脱走』は、1963年のアメリカ映画。

「第二次大戦中、ドイツ国内にある捕虜収容所から、大量の捕虜が脱走する」という話です。数ある脱走モノの中でも、傑作として名高い名作。

 

警戒厳重な捕虜収容所から脱出する為、長い時間をかけて脱出ルートを確保し、着々と計画を進めていく主人公たち。

どこか、今回の「ゴーン氏の逃亡劇」と似た部分があります。

 

なお、『大脱走』の結末は…脱走モノの中でも、かなりハードな部類になります。

あまり詳細に書くと、激しいネタバレになってしまうので書きませんが…。

ちょっとだけヒントを書くと、

スティーブン・キング原作の名映画『ショーシャンクの空に』を「ハッピーエンド・ソフトエンド作品」とすれば、

◆『大脱走』は「ベリーハードエンド」

となりますね。

大脱走』は、ハラハラ・ドキドキ感が山盛りの名作です。しかし、「映画は全てハッピーエンドであるべき」と思う方には、受け入れ難い作品だと思われます。

 

ゴーン氏の逃亡劇は、『大脱走』と同じ様な「ベリーハードエンド」になるかどうかは不明。

全てはこれからです。

 

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最後に。

 

「ゴーン氏の逃亡劇」について、先ず非難を浴びているのは、ゴーン氏本人。

それはそうです。裁判所の課した条件をガン無視して、国外に逃亡したのです。日本の裁判所レベルを超えて、外交案件になるレベルの話。大騒ぎどころではない。

 

次に批判を受けているのは、日本の法曹界。特に「保釈を要求した弁護士と、保釈を許可した裁判官」がフルボッコ状態です。

保釈は、「逃げる恐れがないので、わざわざ拘置所で身柄確保しなくてもOK」という状況があって認められるもの。結果論になりますが、今回は逃げてしまったワケです。そりゃあ批判を喰らうのも仕方ない。

 

その他にも、「日本の人質司法」の話や、「保釈決定プロセスの厳格化」などの話も湧いてくるでしょう。

しばらくは、日本の司法を中心に、各関係機関が揺れること間違いなし。

国内外の動きから目が離せない、そんな2020年1月になるでしょう。

 

 

--------------(記事了)--------------

 

 

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