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【ネット炎上の続報】大手メディアが伝えない、「損保ジャパン日本興亜」炎上

先日、とある炎上案件について記事を書きました。

火達磨になっているのは、大手企業であり・あちこちにCMや広告を出している有名保険会社損保ジャパン日本興亜さんです。

(以下、「損保ジャパン」と表記)

 

tenamaka26.hatenablog.com

 

事の始まりは、ツイッターから。

とあるユーザーさんが、交通事故に遭った時の画像を添付し、以下の様なツイートを投稿されていました。

◆2019年11月30日、高速道路で追突事故に遭った。

◆ツイート主側は無過失で、相手に100%過失アリで示談を進めていた。が、相手方保険会社の「損保ジャパン」から連絡が来て、話がまるっきり変わった。

◆損保ジャパンの主張は「修理費も、買い替え費用も、一切払わない」

◆ツイート主側が納得するハズもなく、協議継続中。

 

このツイートを見た多数の他ユーザーさん達が、上記ツイートを強烈な勢いで拡散させます。

2019年12月18日の21時に確認したところ、関連ツイートの総RT数は軽く8~9万超え。半端ない拡散の勢いです。

この勢いに乗る形で、他ユーザーの方から「自分も似た様な目に遭った」とする被害報告が続出。「損保ジャパン 炎上」で検索すれば、怒りや困惑のツイートが多数ヒットする状況に。

紛れもない、典型的な大炎上騒動になっています。

twitter.com(2019/12/18閲覧)

 

で、名指しされた損保ジャパン側の対応といえば…表向きには、沈黙を決め込んだ状態。

現在のところ、公式サイト・SNSアカウントでは、炎上衝動に触れている様子はありません。

 あくまで個別案件として処理する模様です。

www.sjnk.co.jp(2019/12/18閲覧)

 

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この炎上騒動ですが…。

筆者は当事者ではありませんし、損保ジャパンとの取引経験がゼロの為、完全な傍観者です。炎上の様子を見て、「そういうこともあるの? 恐ろしいな…」という感想を抱くのみ。

 

ただ、傍観者である筆者でも、強烈な違和感を持った点があります。

それは、「大手マスコミが、この炎上騒動を完全にスルーしている」ということ。

「○○新聞」「××テレビ」「■■経済情報」等の大手・有力サイトを巡回しましたが、この炎上について、触れたメディアが殆どない。

 

先に述べた「炎上の切っ掛けになったツイート」は、2019年12月12日に投稿されています。

筆者が、この炎上について記事を書いたのは、それから2日後の12月14日です。

その後、12月16日ごろから「まぐまぐニュース」「楽天Woman」などが記事を掲載。本日・2019年12月18日になって「ねとらぼ(ITmedia)」さんが記事を出しました。

「ねとらぼ」さんは、Yahooニュースと提携しています。露出の多いYahooニュースで炎上が紹介されたのは、大きな動きです。

 

が、筆者の知り得る範囲では…上記以外の大手メディアが、炎上を取り上げたという話が出てきません。

裏取りに時間がかかるのかもしれませんが、ここまで軒並み取り扱わないのであれば、「何か考えがあって、意図的にスルーしている」としか思えない。

その理由は分かりませんが。

 

headlines.yahoo.co.jp(2019/12/18)

woman.infoseek.co.jp(2019/12/16)

www.mag2.com(2019/12/16)

 

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ではここで、詳しく取材してくれた「ねとらぼ」さんの記事から、新たに判明したことを引用させて頂きましょう。

記事のポイントは、以下の3点。

◆損保ジャパン側は、炎上が起きていることを知っている。

◆損保ジャパン側の認識は、「炎上内容が事実かどうかは、分からない」とのこと。

◆対応は検討中だが、「個別対応」を前提にしている。

 

nlab.itmedia.co.jp(2019/12/18)

損害保険ジャパン日本興亜(以下、損保ジャパン)の事故対応が「いい加減すぎる」とTwitter上で話題となり、被害者を名乗る人たちが続々と声を上げています。

 

損保ジャパンに対する不満は、被害者への保険金未払い、担当者の不誠実な対応などが上がっており、「国内初の『ネット炎上対応費用保険』の販売を始めた損保ジャパンがネットで炎上している」といった皮肉の声も見られます。

現在、損保ジャパン日本興亜の公式Twitterとみられるアカウントはツイートを非公開設定にしており、「SNSでは当社へのお問合せ等は受け付けておりませんので、あらかじめご了承ください」という文面が表示されています。

これに対してTwitter上では、「炎上の対処法として、最も愚作」や「逃げ腰なのは悪質すぎ」と、炎上から逃げているいう非難の声が。

 

ねとらぼ調査隊で、このアカウントが損保ジャパンの公式アカウントであるかどうか問い合わせましたが、「担当に確認し、折り返し連絡する」と言われたまま、連絡がない状態です。連絡があり次第追記いたします。

 

※2019年12月18日12時53分追記

18日12時40分ごろ、損保ジャパン広報部から連絡があり、Twitterの当該アカウントが公式のものであるか、という質問について、「公式アカウントではあるが、常時情報を発信する目的ではなく、広告や非常時に使用するものとして開設した」とお答えいただきました。

また、非常時設定になっているのは何故か、という質問に関しては、「常時使う想定でないものなので非表示設定にしている。ツイート実績もない」といった内容の回答がありました。

ねとらぼ調査隊で、損保ジャパンへ電話取材を試みました。

 

Twitter上で話題になっている件については、「ネット上の事案を事実と確認できない」との回答が。

 

さらに、ネット上で炎上していることを会社は把握しているのか、との質問には「個別回答は検討中」と言及を避けました。

 (https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/3450/より。改行・強調等は筆者によるもの)

 

筆者としては、引用の最後に違和感を感じますね。

 

損保ジャパン側は、「ツイッターで話題になっていることは知っている」と主張。

しかし、「ネット上で炎上していることを会社は把握していますか?」との質問には、イエスでもノーでもなく、「検討中」との返答があったそうですね。

 

 

今後、損保ジャパン側はどうするか?…不安です。

 

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この手の炎上騒ぎが発生した時、最もやってはいけないことは、「無視」「放置」です。

 

これに「不誠実」や「曖昧」が加われば、追加燃料になって更に炎上。

万が一、「嘘」や「揉み消し」が加われば、もう最悪。

 

損保ジャパンさんは、「ネット炎上対応保険」を販売されています。上記のリスクは十分にご存じのハズ。

保険会社さんは、多くの個人情報を扱う為、なかなかコメントを出しづらいのは理解できますが、それも「炎上のリスク」のひとつです。今後、どうカバーするのでしょう?

 

f:id:tenamaka26:20191218221628j:plain

(「追加燃料」イメージ画像 https://www.pakutaso.com/20180147016post-14794.html

 

先ほども述べましたが、筆者は当事者ではありませんし、損保ジャパンとの取引経験がゼロの為、完全な傍観者。

裏の事情を知らない、普通の一般消費者です。

 

 

しかし、事情を知らない一般消費者だらけなのが、この世の中。

損保ジャパンさんの顧客の人数と、顧客でも何でもない人の数を比べれば、圧倒的に後者が多いでしょう。

そして、その圧倒的多数は、筆者と同じ考えの人。

炎上騒動を見て、「本当の話なの?」「もし本当なら、嫌だな」「会社の対応が不明瞭で遅く、いろいろ不安」という感想を持つ方だらけ。

 

この状況は、企業にとっては大ダメージ。死活問題になることも少なくない。

特に、損保ジャパンさんの様な「一般消費者の個人契約が多い」「信用で成り立つビジネスモデル」という業種にとっては、最も危険です。

炎上対応を失敗すれば、巨大なダメージが生じかねない。

何故ならば、「信用できない保険会社とは、契約しない」という流れになったが最後、一斉に解約が発生し、業務に大打撃が発生する恐れが大きいから。

 

 

今、ここが、損保ジャパンさんの正念場。

下手な対応はできないし、1秒でも早く動かなければならない。

怒っているツイート主への対応を済ませても、「世間の不安」という得体の知れないものを払拭しなければならない。

 

世間は、じっと見ています。

そして、ネットには、騒動の記録が残り続けます。半永久的に。

どういう記録が残るかは、損保ジャパンさん次第。

 

 

----------------(記事了)----------------

 

 

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