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【災害の話】天災の後は、人災に注意

連日報道されている、「台風19号」関連ニュース。

台風は日本を抜け、温帯低気圧に変わりましたが…中部・関東・東北地方などを中心に、大きな被害が出ています。

 

www.bbc.com(2019/10/13)

 

情報源によって差はありますが、死者が10人を超えている模様。20人以上と伝えるメディアもあり。行方不明者も多数。

まだまだ分からない事も多く、被害が続いている地域もあり、情報の把握は道半ばです。

今は、被害が最小限度に収まってくれることを願って止みません。

 

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水害発生地域で、既に水の引いた所では、片付け作業を始めている方々もいらっしゃいます。

洪水で家財が壊れると、何もかも混ざった状態になってしまい、気をつけて作業しないと怪我をします。割れたガラスや、尖った木材などで傷を負わない様に、軍手などの防護具を付けて作業してください。

まだ、汚泥が乾いてくると、病原菌を含んだ砂埃が舞い易くなります。砂埃を吸わない為に、マスクは必需品です。

 

他にも、作業上の注意点を、分かりやすく説明した冊子があります。参考になさってください。詳細は、以下リンク先にて。

blog.canpan.info(2019/10/13閲覧)

 

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ところで…

こういう大災害が起こった時、かなりの高確率で起こる人災があります。

それは「災害絡みの詐欺や犯罪行為」です。

つい1ヶ月ほど前、千葉県を中心に大きな被害をもたらした「台風15号」に関しても、同様の話が多数報告されています。

 

災害に便乗した犯罪。人の弱みにつけ込んだ、卑劣な行為です。

警察が率先して動いてくれるでしょうが、我々一般市民の側も用心して、犯罪に巻き込まれないようにした方がいい。

被害に遭った後、犯人が逮捕されたとしても、奪われたものが返って来るとは限りません。「泣き寝入り」にならない為には、被害者にならないことが重要です。

 

f:id:tenamaka26:20191013135737j:plain
(イメージ画像 https://www.pakutaso.com/20110842224post-509.html

 

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犯罪者は、手を替え品を替え、次々と新しい方法で金品を奪おうとしてきます。

しかし、その根っこは同じであることが多い。

 

過去のニュースを見れば、根っこの片鱗を学ぶことはできるでしょう。「怪しい?と感じるセンス」を磨くことが出来ます。

ここでは、先日の「千葉県の台風15号被害」に関してのニュースを紹介します。ニュースの日付は、2019年9月16日です。

 

www.j-cast.com(2019/9/16)

台風15号の影響で甚大な被害を受けた千葉県内で、自治体の職員をかたった不審電話や、屋根を無料で修理するなどと説明する事業者の事例が相次いでいる。

自治体では、詐欺の可能性があるとして、注意を呼びかけている。

 


佐倉市が運用する、市防災情報の公式ツイッターアカウントは2019年9月15日、ツイートを更新。

それによると、市役所の職員をかたり、「義援金を受け取りに行く」という内容の詐欺とみられる電話が相次いでいるという。

アカウントは、

佐倉市では、個別に義援金を募る連絡をすることはありません」

と注意を呼びかけている。

 


市原市では12日、市役所職員と称し、「台風で被害を受けた屋根の点検に伺います」などと不審電話がかかってきているという。

市の公式ツイッターアカウントは

市原市役所では、台風の建築物点検等の電話連絡は行っていません。このような不審電話は詐欺の可能性があります。ご家族、市役所、警察に相談してください」

と注意を促している。

 


袖ケ浦市でも12日、ツイッターを通じて、訪問による屋根の会社に注意を呼びかけた。「市からの要請で屋根の修理を無料で行っている」などと説明し、修理しようとする事業者の事例が報告されているという。

市の公式ツイッターアカウントは、

市が特定の事業者に個人宅の屋根の修理を依頼・要請することはありませんので、ご注意ください」

としている。

https://www.j-cast.com/2019/09/16367653.html?p=allより。改行・強調等は筆者によるもの。以下同)

 

上記の「詐欺と思しき事例」に共通するのは、「公的機関か、公的機関から委託を受けた者を装う」という手口。

古典的な手法ですが、災害で疲れ果てた被災者や、支援の気持ちがある人には、大きな効果のある方法です。

「本当に、役所の人なの?」と疑問に思う前に、つい話を聞いてしまう。そんなことは、誰にでもあります。他人事ではありません。

 

同様の話は、あちこちから報告されています。

 

www.pref.chiba.lg.jp(2019/10/13閲覧)

www.chiba-tv.com(2019/9/16)

 

上記リンク先記事で報告されている手口は、以下の様なもの。

 

「電気周り・家屋・水道管などの”ライフラインの点検”を、役所から任されている」という嘘をついて、高額の点検費用や修理費用を要求してくる被災ガレキ処理でも、同様の手口あり。

●食料・飲料水・生活用品・ブルーシートなどの品を、異常な高値で売りつける

●「この保険なら、被害を賄える」として、保険に新規加入させる。解約しようとすれば高額の違約金を要求してくる

●「被災者用の低金利ローン」と称して、借金を勧める。よくよく確認すると、金利どころか暴利である。

役所を名乗る電話がかかってきたり、役所の職員を名乗る人物が訪問してきたりして、寄付金を要求する。役所は寄付金を集めに回るということはやらないので、詐欺の可能性が極めて高い。

 

こう見ると、被災地の方は勿論、それ以外の人を狙った詐欺も多い模様。

誰でも引っかかる可能性があります。

 

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悪質業者は、自分の身分を隠したがります。

説明資料や契約書などの証拠も、できるだけ残そうとしません。

そういう類の連中は、疑ってかかったほうがいい。

 

怪しいな…と思ったら、相手の申し出を受ける前に、相手の身分を確認しましょう。

不安な時は、各地の役所・地域の警察・消費者センター等に相談しましょう。

 

例えば、「千葉県HP」では、以下の文章を掲載しています。

消費者トラブルはお近くの消費生活相談窓口へ

消費者ホットライン 局番なし 188(10時から16時)

 

または、

 

千葉県消費者センター 相談専用電話 047-434-0999

受付時間(月曜日)~(金曜日)9時から16時30分、(土曜日)9時から16時

※日祝休・年末年始除く

 (https://www.pref.chiba.lg.jp/seikouan/press/2019/saigai-akusitsushouhou.html

 

同様に、「国民生活センター」のページでも、以下の案内が出ています。

www.kokusen.go.jp(2019/10/11)

消費者へのアドバイス

工事、建築
●修理工事等の契約は慎重に
●契約を迫られても、その場では決めないで
●契約後でも、クーリング・オフができる場合がある

 

寄付金、義援金
●不審な電話はすぐに切り、来訪の申し出があっても断って
●金銭を要求されても、決して支払わない
●公的機関が、電話等で義援金を求めることはない
●寄付をする際は、募っている団体等の活動状況や使途をよく確認

 

 

相談窓口を利用しましょう
お困りの際には、一人で悩まずお近くの消費生活センター等(消費者ホットライン188)にご相談ください。

●全国の消費生活センター等の相談窓口、消費者ホットライン(188)

警察(全国共通の短縮ダイヤル「#9110」、最寄りの警察本部・警察署の悪質商法担当係)

 

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架空請求等の詐欺行為が横行する昨今。「自分は騙されない」と思う事が、最も危険です。「誰でも騙される。自分も例外ではない」と思って、用心しなければなりません。

 

ちゃんとした話は、堂々と宣伝されるものです。

自治体からの話であれば、「正規のホームページ」や「役所に置いてあるチラシ」などに、支援内容が明確に記載されているハズです。

活動実績のある有名支援団体も、数多くあります。

ちゃんとした団体は、身分を隠そうとしません。

 

なお、相手の身分を確認するポイントとしては、「相手が提示した連絡先以外のところに、連絡してみる」という手が有効です。

 

もし相手が詐欺師だった場合、「ここに連絡すれば確認できる」として示した連絡先も、詐欺師の仲間である可能性が極めて高い。

相手の話を、鵜呑みにするのは避けた方がいい。

 

例えば、見知らぬ相手が「役所の職員」を名乗った場合、役所の代表番号を自分で調べて、そこから繋いで貰うという手が有効です。

これならば、嘘・誤魔化しが通用し難くなります。

 

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近年の災害支援の現場には、上記の様な「寂しい事情」があります。

援助される側だけでなく、援助する側も事情を理解した上で、行動する必要があると考えます。

困っている側は、心身共に弱りきっています。援助する側が大きな心を持って、事に当たるのが無難。

 

 

まあ、一番大切なのは、犯罪者を根こそぎ逮捕して裁くことなのですが…。

それは警察の仕事。ガンバレ警察!

 

 

-------------(記事了)-------------

 

 

【参考書籍】

『お金と命を守る!特殊詐欺撃退』

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