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【アメリカの話】トランプ大統領、タワーディフェンスに突入

以前、とある小説について、紹介記事を書かせて頂きました。

小説のタイトルは、アメリカの壁』です。

 

tenamaka26.hatenablog.com

 

この作品が初めて世に出たのは、今から40年以上前。

作者は、SF小説の第一人者である「小松左京」氏です。当然、『アメリカの壁』もSF小説です。あくまでフィクション。

しかし、その内容が「トランプ政権の誕生を予言しているのではないか?」「今のアメリカを見て書いたんじゃないのか?」と思える様なもので、話題になりました。

 

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この小説の題名通り、壁にこだわるアメリカ大統領のトランプ氏。

そのトランプ氏が、「また過激発言をした」というニュースが流れています。最早、毎度御馴染みの感すらありますね。

 

世間は「また言ってるよ…」と思ったでしょう。

が、今回のトランプ氏の発言は、ちょっとトンデモ度数が上がっています。

 

www.jiji.com(2019/10/2)

米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は1日、トランプ大統領がメキシコ国境経由の不法入国者に対する銃撃を提案したが、周辺の説得で実行されなかったと報じた。

3月には国境の即時閉鎖を命令。反対したニールセン前国土安全保障長官らが、政権を追われることになったという。

当局者10人以上への取材に基づき同紙が伝えたところでは、トランプ氏は不法越境者が国境警備部隊に投石するなどした場合、銃撃すべきだという考えを主張。

法的に不可能だと担当者が進言したところ、脚を狙って撃ってはどうかと提案した。脚への銃撃も違法とされる。

 

このほかトランプ氏は私的会話の中で、国境に建設した壁沿いに堀を造り、水を張ってワニやヘビを放つ案も示した。

壁にとげを付けた上、電流を通すことも望んだという

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019100200737&g=intより。改行・強調等は筆者によるもの)

 

「私的な会話の中で」との前置きがありますが、

◆堀を作って水を入れる。

◆そこに、ワニやヘビを放つ。

◆国境の壁に、トゲを付ける。

◆壁に電流を流す。

という、かなりレベルアップしたトンデモ発言が出たそうです。

 

f:id:tenamaka26:20191002163437j:plain

(イメージ画像 https://www.pakutaso.com/20170555150post-11770.html

 

ここまで来ると、最早「タワーディフェンスゲーム」の感がありますね。

目が点になります。

 

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しかし、トランプ氏の考えは、トンデモ対策ばかりに向いていません。

かなり現実的な方法も採っています。

 

www.nikkei.com(2019/9/21)

2020年の大統領選をにらみ、中米などからの不法移民の波を止めたいトランプ氏。

目を付けたのが難民申請制度だ。

米では手続き中は滞在が許可されるため、多くの不法移民は手続き中に行方をくらます。この制度を利用させないために、手続き中でも米国外で待機させたり、申請や手続き自体を米国外でさせたりすれば、不法移民の流入が抑えられると考えた。

 

最初の"防波堤"に選んだのはメキシコだ。

5月末、トランプ氏は不法移民対策が不十分だとしてメキシコからの全輸入品目に関税を課し、段階的に税率を引き上げると発表した。

メキシコの輸出額の8割は米向けだ。北米自由貿易協定NAFTA)による関税ゼロを前提にした経済は、高関税がかかれば崩壊の恐れもあるだけに、メキシコは窮地に陥った。

 

関税という脅しを受けてメキシコ政府は中米からの不法移民流入防止のための警備に加え、米入りして難民申請を求める不法移民の送還と待機を受け入れた

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50079320R20C19A9000000/

 

トランプ氏が得意とする「経済的圧力」で、メキシコを押さえ込んだ形になっていますね。

トランプ氏は選挙公約で「不法移民を止める”国境の壁”の建設費用は、メキシコに負担させる」と表明していましたが、ほぼその形になっています。

メキシコに建設費用を出させたわけではありませんが、警備体制を強化させた。法律の壁を作った様なモンです。

これでトランプ氏は、「公約を果たした」と言うでしょう。強ち間違ってもいないので、微妙なところですが。

 

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トランプ氏の言動は、荒っぽい。

ただ、トランプ氏の行動は「ひたすら選挙公約を守っている」とも言えます。

これは、政治家の責務。

どんなに批判されても、「公約に掲げて当選したので、実行するのが当然」と言われたら、返す言葉がありません。

この様なことは、日本でも起こり得ます。

 

最近、荒っぽい公約やヘンテコな公約を掲げる候補が、以前より増えている感があります。

そういう候補が当選した場合、遠慮なく荒っぽいこと・ヘンテコなことをやるでしょう。

有権者に承認されたから、やるのは当然」と言われれば、なかなか反論は難しい。

 

結局は、「有権者が、投票前に、選挙公約を吟味すること」しか対抗策が無い。

「名前を知ってる」とか「イメージが良い」というフワっとした理由で投票すれば、日本でもトランプ氏みたいな政治家が多発しかねません。

過激な政治家連中が増えれば、国も過激な方向に行きます。良い傾向とは言えませんね。

 

過激な方向へ暴走を始めてからでは、ブレーキをかけるのは困難。

暴走前に止めるのが理想であり現実的。

その為には、有権者がしっかり政治家を見て、公約を見て、自分の頭で考えて投票することが必要です。

無関心ではいられませんよ…。

 

 

----------(記事了)----------

 

 

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