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【時事ネタ】宇宙空間で発生した、初の犯罪?

 

本日は、とある「B級映画」についての記事を書く予定でしたが、衝撃のニュースが入ってきたので、急遽内容を変更。

 

そのニュースとは、「人類史上初、宇宙空間で犯罪が発生したかも?という話。

www.afpbb.com(2019/8/25)

 

犯罪といえば、「殺人」とか「強盗」等を思い浮かべるかもしれませんが、宇宙船や宇宙ステーションの狭い内部空間で、そういった行為に出ることは考え難い。

必ず誰かの目がありますし、施設内でヘタに暴れると設備が壊れて危険です。

そもそも、そういった揉め事を起こさない人を選び・教育&訓練を施して任務に就かせる筈。

 

では、何をした疑いがあるのか?…といえば、いわゆる不正アクセスです。

これなら、狭い船内でも可能。

 

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ただ、こういう話を聞く時には、かなり身構えておかなければなりません。

なぜなら、この手の犯罪ニュースは、「きっちり調査して、裁判が終わり、罪が確定したワケじゃない」という状態であることが多いからです。

 

まだ「疑いを持たれている段階」の話であり、犯罪行為があったか無かったかも不明。

そんな状況で犯人と決め付けてかかるのは、時期尚早。

誤報や冤罪の可能性も残っています。

 

特に今回の話は、「警察が逮捕状を取った」というレベルの遥か前段階。「被害を受けました」という訴えが出た段階です。

訴え出た人も、まだ「自称・被害者」の状況。

詳細はこれからです。

 

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上記AFP記事の主要部を引用すると、以下の様なものになります。

米紙ニューヨーク・タイムズNew York Times)は25日、

米航空宇宙局(NASA)の女性宇宙飛行士が

国際宇宙ステーションISS)滞在中に、

関係が悪化していた同性婚パートナーの銀行口座に不正アクセスしたとの訴えについて調べていると報じた。

 

宇宙空間で起きた史上初の犯罪の可能性もあるという。

 

 

同紙によると、アン・マクレーン(Anne McClain)飛行士は、

6か月間の国際宇宙ステーションISS)滞在中に、

離婚訴訟中の同性パートナー、サマー・ワーデン(Summer Worden)さんの銀行口座に無断でアクセスしたという。

 

ワーデンさんは、今年に入って連邦取引委員会(FTC)に、マクレーン氏から個人情報窃盗と不正アクセスの被害を受けたと訴え出た。

これとは別にワーデンさんの家族も、NASAの監察総監室(OIG)にマクレーン氏に対する苦情を申し立てた。

 

 

マクレーン氏側の弁護士は、

二人の共有財産をチェックするため以前からワーデンさんの口座にアクセスしていたもので、全く不正なことではない

としている。

 

ニューヨーク・タイムズ紙は、NASAの監察官がマクレーン飛行士とワーデンさんの双方から事情を聞いていると伝えた。

同紙によるとワーデンさんは、FTCからの返答はないがNASA監察総監室の犯罪専門捜査官が調査していると語ったという。

https://www.afpbb.com/articles/-/3241282より。改行・強調等は筆者によるもの)

 

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簡単にまとめると、

(1)宇宙飛行士のマクレーン氏が、ISS任務に就く前に、結婚相手との仲が悪化。

(2)マクレーン氏は、離婚訴訟が進んでいる状態のまま、仕事で宇宙へ。

(3)その状態で、宇宙から、訴訟相手の銀行口座にアクセスした。

(4)相手は「マクレーン氏による不正アクセス」と訴え出て、事件化。

(5)マクレーン氏の弁護士は「両者の共有財産に関する情報だから、マクレーン氏がアクセスしてもOKです。不正アクセスではない」と説明。

(6)マクレーン氏は地球に帰還済み。現在、NASAを始めとする関係機関が調査中

…という話。

 

f:id:tenamaka26:20190825231126j:plain

(「宇宙」のイメージ画像 https://www.pakutaso.com/20171002277post-13463.html

 

まだまだ調査が始まったばかりであり、マクレーン氏の行動が不正行為かどうかは不明。

相手側の勘違いという結末も、十分あり得る話。

「名前が出たら犯人確定で、何も考えずにひたすら叩く」という行為は、止めておいたほうが賢明です。

 

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マクレーン氏の疑惑については、とりあえず置いといて…。

 

この話を聞いて筆者が考えたのは、

「科学や技術の発展によって、幸福な生活がやってくることもあるが、犯罪行為も必ず出現する」

という人間の性です。

 

コンピュータ・ネット犯罪は、最早「日常風景」と化しました。

金銭被害から「AirDrop痴漢」という新形態まで、多種多様な犯罪の温床。

元々は、便利で幸せな暮らしを追及する為に発展した筈…なのに、この有様。

思い通りにはいきません。

 

今後は、「AIを使った犯罪」や「ロボットを使った犯罪」が出てくるでしょう。

「AIを使って、完全犯罪プランを練る」という犯罪者が出てくる可能性は高いでしょうし、拳銃が撃てるドローンやロボットは開発済みです。

 

www.itmedia.co.jp(2017/12/19)

 (拳銃を撃つヒューマノイドロボは、1:00くらいから登場)

 

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SF漫画や映画の定番ネタは、「未来の技術を使って発生する、事件や犯罪」です。

科学技術が進めば進むほど、発生する犯罪も複雑・高度化し、被害も大きくなる。

 

「新技術を生み出した発明者本人も、考え付かなかった方法」で起こるのが、未来の犯罪です。

その事を、常に頭の隅に置いて、新技術に触れるようにした方が無難です。

 

無警戒では危険。転ばぬ先の杖。

 

 

--------------(記事了)--------------