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【映画の話】殴り込みをかける監督と、逃げる俳優

本日、海の向こうから、物騒なニュースが飛び込んできました。

 

www.sankei.com(2019/7/28)

 

アメリカのニューヨークにて、銃乱射事件が発生。

上記記事によれば、現在までに1人が死亡し、11人が負傷。

 

被害者の方には、心よりお見舞い申し上げます。

 

 

この記事を書いているのは、2019年7月28日の、夜10時頃。

今の所、犯人確保の情報はありません。未だに逃走中との事。

 

この手の事件が発生した場合、アメリカだと「激しい銃撃戦の末に犯人を射殺」という結末になる事も多く、犯人の口から事件の背景が語られるか?は、ちょっと怪しいですが…。

ともかく、次の被害者が出る前に犯人を取り押さえ、現地の方がひと安心できる様に祈るばかり。

 

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銃器大国・アメリカ。

州によって差はありますが、日本に比べれば遥かに銃器を手に入れ易い国です。

そこら辺にある、特に珍しくも無いホームセンターでも、多数の銃器を販売する国。それがアメリカです。

銃が手に入り易いという事は、銃犯罪も簡単に起こるという事。実際、銃乱射事件は頻繁に発生しています。

 

この手の話を聞く度に、思い出す映画作品があります。

作品のタイトルは、ボウリング・フォー・コロンバイン

アメリカと銃の関係について掘り下げた、ドキュメンタリー映画です。

監督は、アメリカ映画界の暴れん坊「マイケル・ムーア」氏。

 

(提供:au Wowma!)

 

この映画の題材となったのは、1999年、アメリカ中西部・コロラド州で発生した「コロンバイン高校銃乱射事件」です。

犯人は、コロンバイン高校に通っていた10代の男子生徒2人。散弾銃やマシンガンを装備し、生徒や教員を大量に射殺した後、自分達も自殺した…という事件。

死者は15名(犯人を含む)で、重軽傷者は24名。犯罪史上に残る、凄惨な事件です。

 

警察の取調べを受ける前に、犯人は自殺してしまったので、事件の動機や詳しい背景を調査しきれていません。

分かっているのは、「犯人は学校でイジメに遭っており、それが動機になった可能性が高い」という事。

 

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マイケル・ムーア氏は、「事件の関係者」「コロンバイン高校の周辺住民」「銃器の販売業者」等に次々とインタビュー。

最終的には、当時の全米ライフル協会会長であるチャールトン・ヘストン氏の所へ行き、半ば騙し討ち状態でインタビューを敢行。氏を唖然とさせます。

(ちなみに、チャールトン・ヘストン氏は、かなり有名な俳優さん。代表作は『猿の惑星』シリーズ)

 

チャールトン・ヘストン氏に対して、最初は「映画の取材」とだけ伝えたマイケル・ムーア氏。

その後、インタビューの内容が「銃器と人の闇」に関するものになっていき、場の雰囲気が段々重くなり…。

 

さすがはマイケル・ムーア氏。アポ無し突撃取材を厭わない男。

この取材姿勢を貫いて情報を集め、「銃器と、アメリカが抱える闇との関係」を炙り出していきます。

 

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映画のオチを述べるのはマナー違反なので、ここでは置いておくとして…。

 

 

この『ボウリング・フォー・コロンバイン』は、2002年の作品です。日本公開は2003年初頭。

今から16年ほど前の映画になりますね。ちょっと古い。

 

しかし、その内容は今でも通用するもの。

逆に言えば、「アメリカは、16年前に指摘された問題を、未だに解決できていない」という事になります。

ここまで頻繁に銃乱射が起こっているのに、それでも銃を捨てられないアメリカ社会。

トランプ大統領になってから、酷くなった感すらあります。

 

そこへきて、今日のニューヨーク乱射事件。

犠牲者は1人で、怪我人が11人ほど。数字だけ見れば、「コロンバイン高校乱射事件」に比べて軽い方ではありますが…。

酷い事件である事には違いありません。

1日も早く、この手の事件が無くなればよいのですが、なかなかそうはいかない。

ボウリング・フォー・コロンバイン』の中でも、同じ様な事が述べられています。

 

アメリカがアメリカであり続ける限り、銃乱射事件を無くすのは…難しいのかも。

 

 

------------(記事了)------------

 

 

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(※なお、銃犯罪をテーマにした作品の為、ショッキングな場面があります。苦手な方は、十分に注意してご覧下さいませ)