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【小説の話】ネタバレに強い? 予言的作品

トランプ氏がアメリカ大統領になり、早くも2年半が経過。

過激発言・選挙の疑惑・安定しない閣僚人事・強硬な外交姿勢…等々、トランプ氏に関する話題には、事欠きません。

何かしらのお騒がせネタを毎日提供する大統領として、間違いなく歴史に名を刻むであろう存在。

 

トランプ氏の政策には、移民に関する話も多く含まれています。

先日も、こんな話題が。

 

jp.reuters.com(2019/7/16)

 

移民を受け付ける書類審査の段階で、かなりハードルを上げにかかった模様。

難民申請手続を厳格化する事で、アメリカへの流入を防ぎたい様子。

「メキシコとの国境に、物理的な壁を作る」と選挙公約でブチ上げて以降、ひたすら実行しようとするトランプ氏。物理的な壁だけでなく、法的な壁も築く考えです。

 

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ところで。

 

ここまで「壁」にこだわるトランプ大統領

そんな彼の姿を見て執筆したのではないか?…と思えてしまう小説があります。トランプ氏が大統領に就任した時、かなり話題になりました。

本記事では、その小説を紹介します。

 

小説のタイトルはアメリカの壁』

 

(提供:紀伊國屋書店)

 (著:小松左京 文藝春秋)

 

アメリカの壁』の作者は、SF小説の第一人者である「小松左京」氏。小松氏は『首都消失』や『日本沈没』で有名な作家さんです。

 

この作品が初めて世に出たのは、今から40年以上前の1970年代末です。

「トランプ氏が大統領になる」と思った人は皆無だったでしょうし、強固な壁建設の雰囲気も無かった時代。

そんな時に、「今のアメリカの様子に、ピッタリ当てはまりそうな内容」の小説を書いていた小松氏。あまりにもピッタリ過ぎて、「ひょっとして、予言小説なのか?」と評される事もある作品。それが『アメリカの壁』です。

 

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アメリカの壁』の冒頭部分をザックリ述べると、以下の様なものになります。

(とは言っても、『アメリカの壁』は短編小説なので、書き過ぎると激しいネタバレになってしまいます。その為、ホドホドで)

 

 

▼主人公の名は豊田。彼は日本人だが、今は都合でアメリカにいる。

アメリカ独立記念日を間近に控えた、ある日の事。豊田が、東京にいる妻の所へ電話しようとすると、何故か通じない。交換手に尋ねても、状況が分からない。(当時は、まだ「電話交換手」という職業が普通に存在しており、人力で電話を接続する場面があった)

▼ケーブルが切れたのか? 衛星回線が絶たれたのか? とにかく、日本とのあらゆる回線が不通(ブラックアウト)になっている。

 

▼豊田は、妻との連絡を諦め、出かける事にした。コーヒーショップで食事を取り、新聞を買って読んでみる。

▼新聞を読みながら、豊田はこう思った。「最近の新聞は、国際面に元気が無い。ベトナム戦争で挫折を味わい、その思いを未だに引きずって、外の話に目を向けたくないんだろうか?」

▼その反面、アメリカ国内の話はデカデカと書かれている。独立記念日が近いせいだろう。大統領の演説予定について、様々な記事が目立つ。

 

▼新聞を読み終えた豊田。と、彼はある事に気付く。東京との電話連絡が出来ないだけではなく、東京への航空便もマトモに飛んでいないのだ。

▼いや、東京への便だけではない。アメリカから諸外国への連絡手段が絶たれてしまっている。電話も、飛行機も、様々なものがストップしているのだ。

▼かなりの異常事態。豊田はツテを頼り、日本との連絡を試みるのだが…。

 

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アメリカの壁』は、小説です。ちゃんとオチがあります。

「どんなオチなんだろう?」とワクワクしながら読む事が、小説の醍醐味ですね。

その為、まだ読んだ事の無い人にオチを教えるのは、酷いマナー違反です。

 

しかし、ネットを見回してみれば、マナー違反をやっている人が多い!

小説や漫画等の「オチのある作品」について、ネットでネタバレを書いている人がいます。よっぽど酷い場合は、逮捕される事もあります。

nlab.itmedia.co.jp(2017/9/7)

 

筆者は、この『アメリカの壁』を既に読んでおり、オチを知っています。(マナー違反なので、ここでは述べませんが)

オチを知った状態で、『アメリカの壁』のネタバレがネット上にあるかどうか、調べてみました。

すると、興味深い調査結果が。

 

アメリカの壁』のネタバレは、ネット上に存在します。

しかし、本当のネタバレと、真っ赤な嘘のネタバレが混在。嘘の種類もひとつではなく、かなり多数が存在します。

つまり、まだ読んだ事の無い方が、ネット上でオチだけ知ろうとしても、ちょっと難しい。どれが本当のオチか、判断できません。

誰かが狙ってやったのか? 自然にそうなったのか? 詳細は不明です。昨今のネット事情で、こういう状況は珍しい部類でしょう。

 

 

真の結末を知りたい方は、ネタバレサイトに頼る事無く、作品そのものを入手して読んで頂きたいと思います。

 

 

----------(記事了)----------

 

 

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