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【昭和特撮の話】 色々な意味で、ヤバイ敵

本日は、とある実写特撮ドラマの御紹介を。

タイトルはレインボーマン。『愛の戦士レインボーマン』と表記する場合もあります。

本記事では、『レインボーマン』に表記を統一します。

 

(提供:タワーレコード)

 

レインボーマン』は、1972年頃に放送された作品。

 正義の戦士・レインボーマンと、日本を狙う悪の組織との戦いを描いた、コテコテのヒーローものです。

 

レインボーマン』の特徴としては、「フォームチェンジ要素を本格的に取り入れた、始祖的作品」という点が挙げられます。

「フォームチェンジ」とは、言い換えれば”状況に応じた形態変化”の事。『平成ライダーシリーズ』では御馴染みの光景ですね。

 

「ガイアメモリ」「オーメダル」「アストロスイッチ」「ウィザードリング」「ロックシード」「シフトカー」「ゴースト眼魂」「ライダーガシャット」「フルボトル」「ライドウォッチ」…等々。

皆、平成ライダーの変身アイテムです。番組をご覧になった経験をお持ちの方は、「ああ!あれね!」と膝を打つでしょう。

これらのアイテムを入れ替える事で、各ライダーは「戦闘局面に応じた姿」に変化します。

このフォームチェンジの元祖とも言えるのが、『レインボーマン』です。

 

レインボーマンのフォームは、曜日と同じ。月・火・水・木・金・土・日の7フォーム。各フォームは、それぞれの漢字が表す意味通りの能力を発揮します。

レインボーマンでは、「フォーム」ではなく「ダッシュ」と呼称しています)

 

ちなみに、下画像は火(炎属性)と、水(水や冷気属性)にフォームチェンジしたレインボーマンの姿。属性に応じた攻撃・防御能力を有します。

 

   

(提供:タワーレコード)

 

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時代に先駆けて、フォームチェンジ要素を取り入れた『レインボーマン』ですが…。

実は、『レインボーマン』の最大の特徴は、敵組織の奇抜さにあります。

いや、奇抜を通り越して、色々な意味で危険。よくこの企画通ったな…と、変な意味で感心してしまいます。

 

敵組織の名は、死ね死ね団(しねしねだん)」という組織。

名前だけでも、十分に危険な香りがします。

 

この死ね死ね団は、日本で悪事を働き、国家転覆を狙います。悪の組織にありがちな光景です。

が、死ね死ね団の行動理由が強烈。彼らが日本を狙う理由は、「かつて日本軍に虐待を受けた経験があり、その恨みを晴らす為に”日本民族”を攻撃する」というもの。

凄くセンシティブな理由…今なら企画が通らないと思います。

 

また、死ね死ね団の立案する作戦の中に、かなりエグイものが混じっています。

子供向け作品の悪役といえば、「虫歯を増やして子供を泣かせる」とか「パンダを誘拐して子供をガッカリさせる」といった、子供が理解できる範疇の作戦が多い。

 

しかし、死ね死ね団の作戦は「子供には分からないのでは?」「子供には強烈では?」というブッ飛んだものがあります。

例えば、「新興宗教団体を隠れ蓑にする」「偽札を大量にバラ撒いてハイパーインフレを起こし、日本経済を混乱させる」「幻覚剤を投与して正気を失わせる」等々。

モノによっては、BPO案件になりそうな作戦もアリ。

 

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最も強烈なのは、「死ね死ね団のうた」というテーマソング。

死ね死ね団をイメージした禍々しい曲なのですが、歌詞がやたら過激。今なら放送禁止レベルです。

 

歌詞の60~70%は、ずっと「死ね」と連呼するだけ。

他の部分でも、「猿」「豚」などの呼称で日本人を敵視し、すぐさま「死ね」の連呼に。

 

2019年に、この曲を電波に乗せて流そうものなら…。

各方面から、苦情の嵐が来そうな予感。

 

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レインボーマン』と全く同じ表現を、今の時代で製作するのは、相当難しいですね。無理と言ってもいいくらい。

もし製作したら、炎上確実。「ブラックジョークのショートコント」でも、ちょっと難しいかと。

まあ、放送当時の1972年において、番組は1年程度続いています。当時は問題にならなかったのでしょう。今と違って、おおらかな時代。

 

そんな独特の雰囲気を持った『レインボーマン』。ある意味、映像資料としても貴重な作品。

興味のある方は、是非ご覧下さいませ。

 

 

-------------(記事了)-------------

 

 

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