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【漫画・アニメの話】ウルトラマン…ではなく、『ULTRAMAN』です

先日・7月10日は「ウルトラマンの日」という事で、ウルトラマン関連記事を書かせて頂きました。

tenamaka26.hatenablog.com

 

この記事を読んで頂いた読者様から、「ウルトラマンもいいけど、ULTRAMANもいいですよ」というお話を頂きました。

 

筆者は、『ULTRAMAN』についての知識が少なく、ご意見を伺ってから詳しく調べましたが…。

この作品、凄く面白い。

設定がリアルで、先が読めない展開になっており、物語に引き込まれます。

 

というわけで、本記事では『ULTRAMAN』の紹介をさせて頂きます。最後までお付き合い下さいませ。

 

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1966年に放送された特撮ドラマ『ウルトラマン』。

そして、今回取り上げるULTRAMAN

読み方は、どちらも同じ「うるとらまん」です。

(提供:Wowma!)

 

ULTRAMAN』は、特撮ドラマではなく漫画作品です。

雑誌「ヒーローズ」誌上にて、2011年から連載中の作品。2019年7月12日現在、コミックスは13巻まで発行済。

人気が沸騰し、アニメにもなりました。シーズン1は放送済み。シーズン2の製作も決定済み。

 

anime.heros-ultraman.com(2019/7/11閲覧)

 

ULTRAMAN』は、『ウルトラマン』の続編的作品です。

ただ、他のウルトラシリーズと違い、ULTRAMAN』の内容は、かなり大人向け

主人公の葛藤、民族問題、政治的陰謀…等々、子供向けシリーズでは描かれない要素が満載。「正義vs悪」という単純構造ではなく、様々なキャラの思惑が絡み合った、重厚なストーリーになっています。

ULTRAMAN』は、『ウルトラマン』を下敷きにして生まれた別作品(アナザーストーリー)と言えるでしょう

 

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ULTRAMAN』は、『ウルトラマン』の続編的作品という事で、キャラや設定に多数の共通点があります。

しかし、全く違う点もあり。大きく違う点は、少なくとも4つ。

 

 

(相違点.1)巨大化しない

ULTRAMAN』で活躍するキャラは、身長2m前後の等身大サイズが大半。

巨大化するキャラも稀にいますが、「身長40m超えの巨大怪獣が、毎回出現」という事はありません。

 

 

(相違点.2)怪獣が出ない

ウルトラシリーズの敵キャラは、大きく分けて「怪獣」と「宇宙人」の2パターンがあります。

怪獣は「本能に従って暴れるだけ」というイメージが強く、宇宙人は「知能が高く、交渉も可能」というイメージが強い。

ULTRAMAN』の登場キャラは、宇宙人タイプのキャラばかりです。中には「ルーツは怪獣」というキャラもいますが、会話や交渉が可能。ただ、元々は怪獣だったせいか、言動が粗暴である事がしばしば。

 

 

(相違点.3)組織の命令で動く

ウルトラシリーズには、ウルトラマンやセブンを始めとする「巨大ウルトラ超人」が必ず出てきます。同時に「地球防衛を任務とする組織」も必ず登場。

その防衛組織の中に、「巨大ウルトラ超人になれる者」が正体を隠して混じっており、防衛組織で対処不能な状況になったら巨大化して退治…というのが”お約束”です。

これは、「巨大ウルトラ超人は、防衛組織に命令されて動くのではなく、あくまで自分の意思で巨大化している」という事。孤高のヒーローというわけです。

 

これに対し、『ULTRAMAN』で活躍する超人は、「所属組織の命令で戦闘行動に出る」が基本。孤高のヒーローではなく、あくまで防衛組織の特殊戦闘員です

組織の情報部が収集した情報から犯人を特定し、作戦の立案や運営は管理部門が行い、戦闘で使う道具は技術部が開発…等々、警察や軍隊でよく見る光景がチラホラ。

 

 

(相違点.4)強化服の存在

ULTRAMAN』における最大の特徴が、「強化スーツ」の存在。このスーツの着用者を指して、劇中では「ULTRAMAN」と呼んでいます。

下画像は、強化スーツの外観。

(提供:ホビーサーチ)

いかにも「戦闘用外骨格」といえる、メカニカルな姿。

対する「ウルトラマン」は、生身です。並べてみると、違いは歴然。

 

 ←「ウルトラマン」           「ULTRAMAN」→

 

(提供:ホビーサーチ)

 

この強化スーツには、各種の戦闘用兵装が内蔵されており、それらを駆使して敵と戦います。勿論、必殺の「スペシウム光線」も放ちます。

(提供:ホビーサーチ)

 

また、スーツには複数のバージョン(型式)が存在。ちなみに、第七バージョンの外観は以下。

(提供:ホビーサーチ)

バージョン7(セブン)だけに、「ウルトラセブン」をモチーフにしています。

 

ただ、強化スーツを着れば誰でも戦える…わけではありません。

本人の資質、訓練の有無、そして「親から受け継いだ遺伝的因子」等も、戦闘能力を大きく左右します。

 

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ULTRAMAN』の物語冒頭部分を簡単に述べると、以下の様なものになります。

 

 

▼物語の舞台は、「光の巨人・ウルトラマンが去って数十年後」の地球。

ウルトラマンが去った後、侵略事件は皆無。異星人や怪獣と戦った事実は、遠い過去の風景になっていた。

 

▼かつて、ウルトラマンと命を共有していた男がいる。彼の名は早田進(ハヤタ・シン。科学特捜隊のハヤタ隊員)。

▼早田は、ウルトラマンが地球を去る際、命を分け与えて貰い存命。その後、所属していた科学特捜隊は解体。早田は防衛省に移って仕事を頑張り、遂には防衛大臣にまで出世。息子にも恵まれた。

▼早田には、他人に言えない悩みがあった。

ウルトラマンと同化していた時の記憶が、全く無い」

ウルトラマンと分離しても、異様な身体能力が残ってしまった。巨大化や光線を出したりはできない。が、鉄材を簡単に曲げる力や、数十メートルの高さから落ちても無傷といった、明らかに人間離れした能力がある」

「そして、自分の異常体質が、どうやら息子に遺伝したらしい

 

▼そんな悩みを抱えて生きる早田は、かつての同僚・井手(イデ)と再会。

▼井手は、防衛省の関連組織「科学技術研究所」の所長。しかし、彼には別の顔があった。

▼表向きは解体された科学特捜隊だが、それは偽装。実は存続しており、密かに諜報・防衛活動を続けていた。井手もそこに参加していたのだ。これは、防衛大臣である早田にも知らされていなかった、超極秘事項。

▼驚く早田。そんな彼に向かって、井手が衝撃の事実を告げる。

「この間、航空機の墜落事故があっただろう? あれは事故じゃない。マスコミには加工した動画を流し、真実を隠したんだ。加工したのは、この俺(井手)だ」

「あの墜落は、異星人が関与した可能性が高い”事件”だ」

「どうやら、奴らが活動を再開したらしい。早田、科学特捜隊に協力してくれないか?」

 

▼井手の申し出から12年後。

▼早田進の息子である「早田進次郎(ハヤタ・シンジロウ)」は高校生になっていた。この進次郎が『ULTRAMAN』の主人公である。

▼進次郎は、父親の進が危惧した通り「異様な身体能力」を持っていた。数十メートルの距離を軽々と飛び超え、人の骨くらいは簡単に握り潰す。普段は気を付けて隠しているが、少し気を抜くと表に出てしまう厄介な能力。進次郎は、この能力を制御する為、神経を使う日々を過ごしていた。

 

▼ある日の事。進次郎の前に異星人が出現。突然、進次郎に襲い掛かってくる。

▼驚異的な跳躍力を駆使し、異星人から逃げる進次郎。だが、逃げ切る事ができない。

▼「なぜ自分を襲う?」と進次郎が問いかけたら、異星人はこう答えた。「その能力は、地球にあってはならないのだ。恨むなら、ハヤタ・シンを恨め」

▼異星人の言葉の意味が分からず、恐怖で固まる進次郎。そこに攻撃を放つ異星人。「駄目だ。殺される!」と進次郎が目を塞いだ時、空から何かが降りてきて…。

 

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ULTRAMAN』は、非常に奥の深い作品。単純な「怪獣プロレス」みたいな話ではありません。

伏線と思しき情報が随所にあり、それらが結末に向かって一つに収束していく。そんな印象を受ける作品。

どこか『新世紀エヴァンゲリオン』や『魔法少女まどかマギカ』を彷彿とさせる展開になっています。

 

また、当記事の頭にも書きましたが、ULTRAMAN』は『ウルトラマン』を下敷きにして生まれた別作品(アナザーストーリー)です

その為、ウルトラマン』を始めとする『ウルトラシリーズ』に絡んだキャラが多く、ファンを驚かせます。

新キャラが登場する度に、「あのキャラを、こういう切り口で使ってくるのか」と思い、ニヤリとするウルトラファンの方は多いハズ。

 

ウルトラシリーズ』をよく知らない方でも、十分に楽しめます。

ウルトラシリーズ』をよくご存知の方なら、更に数倍は楽しめます。

味わい深い、大人の作品。それが『ULTRAMAN』です。興味のある方は、この機会に是非ご覧下さいませ。

 

 

----------(記事了)----------

 

 

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