makaran宝箱

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「学校で教えないこと」の不思議

現在、受験シーズンど真ん中。

私立大学はそれぞれのスケジュールで、国公立大学の入試は2/25あたりから本格化します。

受験生の皆さん、身体に気をつけて頑張ってくださいませ。

インフルエンザと麻疹(はしか)が流行ってますので、十分注意してください。

 

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さて…。ここからが、当記事の本題。

受験生の方には、雑音に聞こえるかも知れない…そんな記事です。

テストに集中したい方は、ここで読むのを止め、テストが終わってから続きをご覧になる事をオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、続きを。

 

本記事のテーマは、「高校までの教育で、もっと教えるべき教科は、何か?」

 

 

「学校の勉強なんて、社会では役に立った事が無い」と仰る大人の方は、結構多いのではないでしょうか?

 

私は、役立たずと断言するのは…如何なものかと思います。「役に立たない」のではなく、「その人が、役立つ使い方を知らないだけ」ではないかと。

でも、それで話を終わらせると、多くの社会人の方を敵に回しそうなので…(汗)。

敵を増やしたくありません。

 

百歩譲って、「じゃあ、役に立つと断言できる知識は、一体何だ?」という所を考えてみましょう。

 

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「どんな状況でも、社会に出て役に立つ!…と断言できる知識」は、沢山あると思います。

その中でも、「特に押さえておくべき知識は?」と言われたら、私は以下の4つを挙げます。

 

1:借金の仕組み(主に民法

2:刑事事件の概要(裁判や刑務所の話、損害賠償の話)

3:労働基準法雇用契約の仕組み

4:情報の真贋判断法(デマを避ける方法)

 

(1)~(3)については、決まった手続きの話と、実際にあった事件を教えればいいだけ。そんなに難しくはないでしょう。

 

(4)は、かなり難しい問題。「これが正解だ!」と断言できるモノがありません。

しかし、いくつかのポイントを教える事はできます。カリキュラムに編入する事は、不可能ではありません。

 

 

上記の知識は、かなり役に立つと思うんですが…。

「積極的に教えている」という話を聞きません。不思議です。

 

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では、それぞれの知識がどう役立つのか、少し詳しく見てみましょう。

 

1:借金の仕組み(主に民法

これは、「借金から始まる事件・問題を減らす」という効果が見込めます。

殺人事件などの物騒な話は、「愛憎か金のどちらかが原因」である場合が多いもの。

住宅ローンや車のローンなど、高い買物をする場合にはローンを組まざるを得ない事がありますが、仕組みを知ってるか・知らないかで、借りる側にも判断力が付きます。

無駄な争いを避け、平和な生活を送る一助になります。

 

2:刑事事件の概要(裁判や刑務所の話、損害賠償の話)

これは、そのものズバリですね。「犯罪抑止効果」を狙えます。

特に最近の「バカッター騒ぎ」には、効果があると考えます。ああいうの、大体は「そこまで深く考えて無かった」という理由で、安易に行動した結果なので。

「馬鹿行為の産物が、いかに恐ろしいものか」をシッカリ伝えれば、状況も変わってくるでしょう。

 

3:労働基準法雇用契約の仕組み

中卒や高卒で、職業に就く人もいます。そんな方は勿論、専門卒・大卒でも「雇用契約」「労基法」の知識を持つ人が多いか?…といえば、そうではありませんね。

また、「学校で、皆が、労基法雇用契約の知識を学ぶ」となれば、雇用する側も腹を決めねばなりません。「労働者側の知識の乏しさ」に乗っかって無茶するブラック企業を、ガッツリ減らせる効果が見込めます。

 

4:情報の真贋判断法(デマを避ける方法)

これが難しいですが、押さえておくポイントは、結構単純。

 

5W1H

現代文・小論文作成の授業ではお馴染みの「5W1H」。社会人としても必須のスキルです。

これは「Who(だれが)」「When(いつ)」「Where(どこで)」「What(なにを)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」という着眼点のこと。

この手法を使えば、怪しい点を察知する確率が上がります。

例えば、「みんな買ってる!」というフレーズの商品があったとしましょう。

「みんなって、誰?」という疑問を持てば、より深く分析できます。つまり「Who」の視点からの分析。

「みんなっていうのは、実はその商品を発売してる会社の、利害関係者ばかり」というオチだった…なんて事はあります。

 

【数字を疑え】

「数字は嘘をつかないが、嘘つきは数字を使う」という言葉もあります。

もっともらしい数字が出てきたら、鵜呑みにする前に考えましょう。

もし可能であれば、「同じ調査内容に関し、違うスタンスの機関が調査したものがあるか?」を調べて、比較するとよいですね。

例えば、内閣支持率世論調査。これは各新聞社が実施していますが、「産経新聞&読売新聞」ラインと、「朝日新聞毎日新聞東京新聞」ラインの調査結果を比較してみると、分かりやすいかも知れません。

多くの場合、調査結果に大きな違いがあります。その違いは、普段の論調にリンクしている事がとても多い。

例えば、今の総理大臣に批判的な記事の多い新聞は、国の方策に厳しい数値を出す事が多い。逆に、総理大臣の擁護記事が多い新聞は、甘い数値を出しやすい。

同じ項目を調査したのに、結果数値が大きく違う事は多いもの。調査結果を一つだけ見て、それだけを鵜呑みにすれば、他の視点を見失います。

 

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これらの知識は、社会人になったら必須だと思うのですが、なぜか一般的な教育では殆ど触れません。

もっと言えば、社会人でも「この手の知識を持っているか、怪しい人」がいます。

 

高度な研究に繋がる数学、異文化を理解する為の外国語、社会の成り立ちを理解する歴史…。どれも大事です。早い段階で、触れておくべき知識です。

しかし、上記の様な「役立つ可能性の高い知識」を教えた後でも、別に構わないと思います。

できない理由、したくない理由でもあるんでしょうか?

私には分かりません。